「不便なことばかりだったけど、それでも人情にあふれて人と人との繋がりが強かった、あの頃に帰りたい」

そういえば、僕が子供の頃は近所の人は大抵顔と名前が一致していた。では現代はどうかと考えてみると、隣近所ともほとんど交流はないし、交流するメリットもないし、そもそも交流しないことで生じる不具合というのも感じることはなくなった。

昔を懐かしむ人々の声をいくつか紹介したい。

「平成になって日本は変わってしまった」
「妙なエネルギーに満ちてた時代ではあるな」「今はどうだ、みんな背中丸めて人の顔は見ないで手に持つ便利な機械しか見ていない」

都会を歩けば人々は下に目を落として早歩きするばかり。電車に乗れば老若男女がうつむいて押し黙る光景も珍しくない。かと言って田舎は田舎でどこもかしこも過疎化が進んで高齢者しか歩いていないシャッター通りがあちらこちら。

もう誰も昭和には帰れないが、それもまた時代の生んだ変化だ。

https://www.excite.co.jp/news/article/Careerconnection_7030/?p=2