山で遭難、スマホも圏外…でも「わずか20秒で発見」 救助隊員も驚いた、ドローンを駆使する新技術 ソフトバンクが実用化へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1136d69cc2857542718e4bcb8e1c7b5c47b64d7

今年2月にソフトバンクが訓練を実施したのは、スキーリゾートとして外国人観光客にも人気が高い北海道ニセコ町。
内容は、遭難者に見立てた山中の人形を捜すというもの。ポケットにはスマホが入っているが、現場は電波が届かず携帯電話は使用できない。
参加した地元の羊蹄山ろく消防組合消防本部の山岳救助隊は、位置を知らされていない。
にもかかわらず、あっという間に位置を特定し、数分後にはスノーモービルでたどり着いた。見学に来ていた他地域の消防隊員が思わず「今までと全然違う」とうなった。

新技術の概要はこうだ。
最寄りの携帯電話基地局や通信衛星からの電波を、車に積んだ無線中継局の親機が圏内で受信する。その電波を無線中継局の子機となるドローンにつないで圏外エリアに飛ばす。

すると周辺は一時的に圏内となり、遭難者の位置情報を捜索側が取得できる。高度100メートルで飛行した場合、数キロの範囲を圏内にできるという。
取得した位置情報は救助隊のタブレット端末の画面に表示される。救助隊の携帯端末のGPS機能とも連携するため、タブレット端末には遭難者側との位置関係も示される。

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