2023/6/8 5:30
栃木県矢板市で3日夕、上野発青森行きの寝台特急「カシオペア」が緊急停止した。JR東日本によると、鉄道の敷地内に人が立ち入り、衝突の危険があると判断したという。立ち入ったのは、列車の写真撮影が目的の「撮り鉄」仲間とみられている。
その様子を収めた動画には、カメラを抱えて線路脇から逃げるように離れる3人組の姿があり、識者は「罪に問われかねない行為」と注意を呼びかけている。 トラブルがあったのは、3日午後6時ごろ。JR宇都宮線の蒲須坂―片岡駅間の踏切付近で起きた。 当時の様子を動画で撮影した東京都内の30代男性によると、この日は40~50人ほどの鉄道ファンが線路から離れて集まり、撮影を楽しんでいた。 カメラを向けた1分後… すると3人組が現れて線路脇に並んでしゃがみ、カシオペアが来る方向に向かってカメラを向けた。 そのおよそ1分後に列車が到着。大きな警笛を鳴らしながら、踏切上で停車した。 動画にはカメラを抱えたまま走り去る3人組の姿が映っており、SNSに投稿されると数日で5万件以上拡散(リツイート)された。 JR東日本によると、列車はそのまま14分間にわたって停止。乗客にけが人はいなかった。 カシオペアは2016年3月に定期運行を終了しており、この日運行していたのは、ツアー専用のものだったという。同社は「沿線での撮影にあたっては、線路などの鉄道用地や私有地に入っての撮影はおやめいただきたい」と呼びかけている。 「鉄道営業法」に違反の可能性
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