脱マスク、通勤客ら様子見で始動 コロナ対策緩和も、外せぬ日常
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新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールが緩和され、13日から脱マスクの日常が始まった。中央省庁でマスクを外して仕事をする職員の姿があったが、ビジネス街やレジャー施設ではマスク姿で行き交う人が多く、初日は様子見での始動となった。

 東京・丸の内は、マスクを外している人はほとんど見られなかった。通勤中の横浜市の会社員荻野汐理さん(29)は「コロナにかかるリスクや隔離の方針は変わらないので、5類に下がるまでは着けようと思う」と話した。

 東京駅の東海道新幹線ホームでは、ビジネスマンや観光客らの多くがマスクを着けていた。京都へ観光に行く福島県郡山市の無職渡辺喜義さん(76)は「まだ様子を見ている。春が終わる頃に外せるようになれば」と話した。

 コロナ関連の施策を取りまとめてきた厚生労働省。人事課では約50人の職員の半数以上がマスクをせずに仕事をしていた。竹林悟史課長は「マスクのない顔を初めて見る職員も多く、ちょっと恥ずかしい気持ち。ポストコロナの日常に向け記念すべき日だと思う」と述べた。
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