つばきファクトリー　山岸理子　インタビュー（抜粋）

――ほかのメンバーがデビューして
いくのを、どう見ていましたか？

　Juice=Juiceさん結成のときは、たしかに
このメンバーはすごいからなって納得感が
あったんですけど、次がモーニング娘。さんの
12期かな、あとはカントリー・ガールズの
結成があったりして。それは悔しかったです。
自分はこのままでいいのかな、続けて
いっていいのかなと思うようにはなってきて、
こぶしファクトリーの結成のときかな。もう
これ以上グループはできないと思ったので、
加賀楓ちゃん（2022年12月10日に
モーニング娘。およびハロー！プロジェクト
から卒業）と一緒にもうやめようって
マネージャーさんに言いに行ったんですよ。

――加賀さんと2人で言いに行ったんですか！

　そうなんですよ。当時から仲良くていろいろ
話してたんですけど、同じタイミングで行きました。
たしか、相談し合ってたんですよね。たぶん、
マネージャーさんもめっちゃびっくりしたと
思います。そのあたりで℃-uteのミュージック
ビデオ（「次の角を曲がれ」に出ることに
なって、それが終わったときにつばきの
結成があったんですよね。4月に。

――ギリギリのところで踏みとどまったという
人はかなりいますが、山岸さんも同じで、
まわりがデビューしていく中で自分も将来を
考えないとな、という時期だったんですよね。

　そうでしたね。高校も迷ったときがあって、
通信制に行くか全日制に行くかですごく
迷っていて。このまま続けていくのなら
芸能関係のことも配慮してくれる高校に
行こうと進路も決めていたので。それも
あって、デビューできなかったらどうしよう
って不安がありました。だから時期的には
本当にギリギリでした。もうあきらめてた
ときにつばきの結成があって、本当に
良かったです。
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