国会への欠席を続けているNHK党のガーシー参院議員に対し「議場での陳謝」を科す懲罰が、参院本会議で22日、与野党の賛成多数で可決し、正式に決定された。
ドバイに滞在し、去年7月の初当選以降、一度も登院していないガーシー氏に対し、「議場での陳謝」を科す懲罰が、参院本会議で22日、与野党の賛成多数で可決し、正式決定された。
本会議では、NHK党の浜田政調会長が「少数派が多数派に排除されるそのプロセスを国民にはしっかりと注視していただき、現状の日本の政治の問題点、今後の日本の進むべき方向を考えて頂けると幸いだ」などと弁明した。
欠席を理由とした懲罰は初めて。
懲罰には重い順に「除名」「登院停止」「議場での陳謝」「議場での戒告」の4種類があるが、NHK党の浜田政調会長はガーシー氏が「議場での陳謝」に応じる可能性は「ない」としている。
そのためガーシー氏が帰国・登院せず、「議場での陳謝」に応じなければ、再び懲罰委員会を開催し、「除名」も含めたより重い処分が検討される見通し。
「除名」となれば、ガーシー氏は国会議員としての身分を失うことになる。(画像:ガーシー議員「欠席」のまま、懲罰が正式決定した 午前10時ごろ 参院本会議場)
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