2022年7月、静岡県沼津市の狩野川花火大会などで組員であることを隠し、
出店する権利をだまし取った疑いで逮捕されていた暴力団員らが、
富士山本宮浅間大社(同県富士宮市)で行われた祭りでも、出店する権利をだまし取っていた疑いで再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、いずれも指定暴力団六代目山口組藤友会の組員の男(66)と組員の男(77)です。
警察によりますと、2人は、2022年11月に富士宮市の富士山本宮浅間大社で開かれた「富士宮まつり」で、
暴力団員という身分を隠して、露店を出店する権利をだまし取った疑いがもたれています。
2人は、静岡県東部のイベント組合を介して、暴力団員でない関係者の名前で、出店申し込み書や誓約書などを提出していたとみられています。
富士宮まつりは約170店舗の露店が並んでいましたが、組員の男(66)は、金魚すくいなど2店舗、
もう一人の組員(77)は、焼きそばなど3店舗を、事実上経営していたということです。
警察は、売上金の一部が暴力団への上納金になっている疑いがあるとみて、資金の流れや背景についてさらに調べを進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4821d1d9380df59a0da66f967c2c6b796c6eac79