走行中の車が無理やり止められ、現金などを奪われる事件が発生した。全国で相次ぐ強盗事件と関連はあるのか。
1月30日深夜、走行中の車が無理やり止められ、少なくとも3人組の男から現金などを奪われる事件が起きた。
事件があった現場周辺は、畑が広がり、辺りに街灯も少なく、住民によると夜には車の通行量も減るため真っ暗になるという。
近くに住宅もないため、助けを呼んでも気付かないような場所だ。
事件は、1月30日午後11時30分ごろ、茨城・筑西市を走る片側1車線の県道で起きた。
会社員の男性(44)が車を運転していると、近づいてきた車2台に前後から挟まれ、無理やり停止させられた。
すると、車から男が降りてきて、男性の車の助手席に乗り込み、頭部を押さえつけるなど暴行。
そして、「金を出せ」と男性を脅し、現金約37万円が入ったバッグを奪った。
また、身元がばれないようにするためか、ドライブレコーダーも持ち去った。男性にけがはなかった。
犯人は少なくとも3人組で、20代から30代の男とみられている。犯行後、男たちは2台の車で逃走したという。
被害者の男性は当時、会社の売上金を運んでいて、その金を狙った犯行とみられている。
警察は、強盗事件として捜査。犯行の手口は異なるものの、全国で相次ぐ強盗事件との関連も視野に調べている。
https://www.fnn.jp/articles/-/479074