29日、広島市にある産業廃棄物処理業者のリサイクル場で、廃材を粉砕する機械に男性が巻き込まれたとみられる事故がありました。
骨の一部が見つかっていることなどから、警察が死亡事故として調べています。
事故があったのは、広島市安佐北区大林町にある産業廃棄物処理業者のリサイクル場です。
警察によりますと、29日午後5時すぎ、この業者から「作業員が1人いない、機械が動いたままになっている」と通報がありました。
警察が付近を調べたところ、廃材を粉砕する機械の周辺で、血痕や骨の一部などが見つかったということです。
ここで働く37歳の男性と連絡がとれていないことから、警察はこの男性が事故に巻き込まれた可能性が高いとみています。
現場は産業廃棄物を粉砕・圧縮して固形燃料を作るリサイクル場で、男性はブルドーザーを使って廃材をベルトコンベアーに搬入する作業をしていたということです。
場内のカメラには、29日午後2時ごろ、男性がブルドーザーを停めてベルトコンベア付近に近づいたあと、
転倒してベルトコンベアに引っ張られる様子などが映っていたということです。
警察が事故のいきさつを調べています。
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