北朝鮮の木造船とみられる船の新潟県内の海岸漂着件数が令和4年に年間14件となり、前年比7倍と急増していることが分かった。
船体の一部が流れ着くケースが多く、コールタールが塗布されているという特徴がある。
冬に多く漂着することから、新潟海上保安部(新潟市)は「危険なので見つけたら近づかず、118番か110番通報してほしい」と呼びかけている。
保安部によると、冬季になると北西の風が強まり、県内沿岸域で木造船の船体やその一部の漂流、漂着が増える傾向にあるという。
共通しているのは防水用のコールタールが塗られていること。
関係者は「北朝鮮では防水用にコールタールを塗っていると思われる」と指摘する。
過去には、ハングル語の表記があったり、北朝鮮のものとみられるバッジが一緒に見つかったりしたケースもあった。
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