タクシー運転手に暴行したうえ、運賃を支払わなかったとして、埼玉県警川越署は7日、富士見市、自称会社員の男(22)を強盗容疑で逮捕した。
男は自らタクシーを運転して逃げたが、別のタクシーで現場に戻ってきたところを同署員が職務質問した。
発表によると、男は6日午後8時半過ぎ、川越市岸町の路上で、乗ってきたタクシーの男性運転手(65)を蹴り、運賃約1万8000円を支払わなかった疑い。
男は調べに対し、「酒に酔っていて覚えていない」と話しているという。
同日午後6時半頃に東京・浅草でタクシーに乗り込み、行き先を「川越市内」とだけ伝えた男。
川越市内に到着した運転手の男性が改めて目的地を確認したところ、暴れ出したという。
男はその後、タクシーを運転して逃走。約1時間後、別のタクシーで現場に戻ってきたという。
奪われたタクシーは市内の河川敷で見つかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230107-OYT1T50232/