大阪府・吉村知事 少子化対策の消費増税に真っ向反対「勘弁してよ」「逆だよ、逆。減税」

大阪府の吉村洋文知事(47)が6日、自身のツイッターを更新。自民党税制調査会の幹部を務める
甘利明前幹事長は、少子化対策の財源として将来的な消費税率の引き上げも検討対象になるとの
認識を示したことについて

「少子化対策の為に消費税増税?勘弁してよ」と真っ向から反対する姿勢を示した。
同府知事は「一体我が国の国家運営はどうなってるんだ?」と疑問を投げかけたうえで

「逆だよ、逆。減税。本気で少子化対策するなら、子供の数が多くなればなるほど所得税が
減税される方式へ大転換(N分N乗方式)。それと所得制限なき教育(保育)の無償化。
異次元の少子化対策へ」と持論を記した。

甘利前幹事長は5日のBSテレ東番組に出演し「子育ては全国民に関わり、幅広く支える
体制を取らなければならない。将来の消費税(増税)も含め、地に足をつけた議論を
しなければならない」と言及。

少子化を巡っては、岸田文雄首相が4日の年頭記者会見で「異次元の対策に挑戦する」と表明し、
甘利氏は恒常的な取り組みのためには財源が重要になると強調した上で、与党の税調で
議論する時期を従来の年末から早めて十分な時間を確保する考えも示している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96193a01f712aeb0ef143ecf84306347557cc8f9