この判定に対してオーストリア日刊紙「Kronen Zeitung」(WEB版)が異を唱えた。同メディアは、ゴールライン際で折り返す三笘の姿を様々な角度から撮影した4枚の写真を添付し、「日本の決勝ゴールは正規のものではなかった」とのタイトルで記事を公開した。

  記事ではオーストリアのプロリーグで長年にわたり主審を務めてきたトーマス・シュタイナー氏が映像をもとに三笘のプレーを分析。このプレーに対して2つの意見はないとし、ボールはアウトでゴールを与えるべきではなかったとの見解を示した。

  オーストラリアメディア「news.com.au」(WEB版)は、「『衝撃的な』日本の VAR 判定でドイツが敗退」とのタイトルで記事を公開。多くのファンはボールが外に出たことを信じていたとし、日本の幸運な VAR 決定によりドイツが実質的にW杯から除外されたと伝えた。

  英国のスポーツメディア「ITV Football」は、日本が2点目を挙げた直後に公式ツイッターを更新。「あっという間に日本は逆転! ラインを越えたのに...?」とのコメントを投稿し、VAR判定に対して疑問を投げかけた。