【ワシントン共同】
2024年の米大統領選に共和党から出馬表明したトランプ前大統領が、南部フロリダ州の私邸マールアラーゴで白人至上主義者と会食して意見交換していたことが25日、分かった。
ニュースサイトのアクシオスなどが報じた。白人至上主義を是認するような行為だとして、共和党内外から批判の声が上がっている。
白人至上主義者はニック・フエンテス氏(24)で、人種差別的言動を繰り返し、極右の若者団体を率いている。
トランプ氏と会ったのは22日夜で、反ユダヤ主義の差別的発言で批判を浴びている人気黒人ラッパーのイェ(旧名カニエ・ウェスト)氏も同席したという。

トランプの言い訳
「予告なしに突然、素性が分からない3人の友人を連れて現れた。夕食は終わり、特別な出来事はなく、彼らはすでに空港に向かった」
「カニエが連れてきた友人で、素性を知らなかった」