島根県警が、地域住民の飼い猫を交通警察ネコに任命した。ペットを任命するのは県警で初という。
きっかけは、ネコ好きの県警幹部が、ご近所さんの飼い猫に一目ぼれしたこと。動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで、愛らしい動画を公開している。
任命されたのは、交通部の道仙昌弘参事官の近所で飼われる「ぴー太郎」(10歳)。一目見てメロメロになった道仙参事官が熱烈にオファーしたところ、飼い主が「交通安全に協力できたら」と快諾したという。
県警がすでに公開した2本の動画では、小さなヘルメットをかぶったぴー太郎が自転車のかごに乗る様子などが紹介されている。
閲覧した人からも「かわいい」と好評といい、県警は今後も反射材の着用などの動画を公開する予定だ。
道仙参事官はぴー太郎との出会いを振り返り、「名前を聞いたら『ぴー太郎』で、警察(POLICE)にぴったりだと思った」と破顔。
「警察はお堅いと思われがち。みんなに愛されるぴー太郎の力を借りて、事故の防止を図っていきたい」と意気込んでいる。
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