2011年3月の東京電力福島第1原発事故が発生した当初、国の旧原子力安全委員会の委員長として政府に対する助言役を務めた班目春樹(まだらめ・はるき)氏が22日午前6時35分、脳梗塞のため埼玉県内の病院で死去した。74歳。
東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。
10年4月から12年9月まで、原子力安全委の委員長を務めた。
第1原発事故が起きた翌日の11年3月12日早朝、自衛隊ヘリコプターで第1原発を視察した菅直人首相(当時)に同行。
原子炉建屋の水素爆発を予測できなかったことで菅首相らの信頼を失い、確執も取り沙汰された。
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