11月上旬の午後8時過ぎ、新大阪駅構内に、「師匠!」「師匠!」と、方々から声が飛び交っていた。
その声の先、駅構内に現れた“師匠”とは、明石家さんま(67)のことである。さんまはこの日、大阪でのレギュラー番組収録を終え、東京へ戻るために新大阪駅に現れた。
そこに待ち構えていたのが、サイン色紙を持ったファンたちである。彼らは、さんまを発見すると、「師匠!お疲れ様です」と、まるで弟子のような挨拶をした。
すると、さんまは、「おお!ありがとぉ!」と、笑顔で応対。
「師匠!サインお願いします!」「あいよ!」
この言葉を合図に、少し距離を置いていたファンや、たまたま居合わせた人までも一斉にさんまとの距離を縮め、
「お疲れ様です!」 「おお!」 「サインお願いします!」 「あいよ!」
まるで、餅つきの合いの手のような言葉の掛け合いが続いたのである。
「昨年末、新幹線でたまたま隣に座ったグズる赤ちゃんをギャグ連発であやすさんまの動画がバズったことで、これまで数多の芸人が語ってきたさんまの“神対応”伝説が、若い人にも広く認知されました。
最近ではファンの方だけでなく、さんまを見かけた一般の方までが何の気兼ねもなく声をかけたり、サインを求めたりするので、さんまが移動する周りには常に多くの人だかりができているんです」(スポーツ紙記者)
サイン攻めに合う時間も考慮に入れていたのだろうか。さんまは、サインを求める全ての人のサインを終えてから改札口へと入って行った。新幹線の中でもサイン攻めに合ってなければいいが…。
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