韓国では、基準金利を急激に上昇させたため、これまで異常に増加してきた企業負債、家計負債への影響が懸念されています。

(中略)

◆預金金利も上昇している!

基準金利の上昇は「貸し出し金利」を上昇させ、資金調達を困難にしていますが、一方で「預金金利」も急上昇させています。

驚くなかれ、13.7%などという預金商品も登場しているのです。

(中略)

抽選やワールドカップなど、色物的な預金金利はともかくとして、一般的な預金金利はどうなっているかというと、第2金融圏に属する『貯蓄銀行』の平均金利(12カ月基準)は「3.55%」です。

(中略)

◆第1金融圏も預金金利で張り合う!

ところが、面白いことに第1金融圏の市中銀行で「第2金融圏より金利が上の預金商品」を提供する商品が登場するようになっています。

例えば以下のような商品です。

『ウリィ銀行』
「ウリィWONプラス預金」:年利5.18%
※市場金利連動商品
『国民銀行』
「KB STAR定期預金」:年利5.01%
※市場金利連動商品
『農協銀行』
「NHオールウォンe預金」:年利5.10%

ちなみに日本の『みずほ銀行』の期日指定の定期預金の利率は以下のとおりです。

『みずほ銀行』公式サイト「期日指定定期預金」
https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/rate_deposit.html

「0.002%」です。韓国と桁が3つも違います(笑)。

(吉田ハンチング@dcp)
https://money1.jp/archives/93545