トルコ最大都市イスタンブール中心部の繁華街で13日午後、爆発があり、エルドアン大統領は「爆弾攻撃」で6人が死亡、53人が負傷したと明らかにした。記者団に語った。
政府に近い地元紙サバハは、検察当局がテロの疑いがあるとみて捜査を開始したと伝えた。
現場はイスタンブール中心部のイスティクラル通り。観光客が多く集まり、人通りが多い。在イスタンブール日本総領事館は、これまでのところ邦人被害の情報は入っていないと明らかにした。
インターネット上に爆発の瞬間とみられる映像が投稿された。人混みの中で爆音とともに炎が立ち上り、逃げ出す人々の様子が映っている。
メディア規制・監督機関のラジオ・テレビ高等機構は、爆発に関する報道を一時的に禁止すると発表した。
イスタンブールでは2017年1月、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したナイトクラブ銃乱射テロ以来、大規模なテロは起きていない。(共同)