オリックスが化粧品や健康食品を手がけるディーエイチシー(DHC、東京)を買収することが11日、分かった。
買収額は3000億円規模とみられる。事業承継が目的とみられ、オリックス主導でブランド力の向上に取り組む。
公式サイトによると、DHCは1972年に吉田嘉明会長兼社長が創業した。従業員数は約2000人で、通信販売の会員数は1500万人を超えているとしている。
オリックスはリース事業などで知られるが、最近は投資事業に注力しており、企業の買収や売却を積極的に行っている。(共同)