10月３日、帝国ホテル（東京都千代田区）孔雀の間には、白鵬を始め超豪華メンバーが集まった。参加したのは2000人以上。
1970年から福岡・博多のスタンドバー「リンドバーグ」や高級クラブ「ロイヤルボックス」を経営する藤堂和子ママ（75）の、50周年パーティが開かれたのだ。
「本来なら50周年の節目は２年前の20年です。しかし新型コロナウイルスの影響でパーティは延期となり、ようやく今年実現できました。
藤堂ママは、７月の銃撃事件で亡くなった安倍晋三元総理とも親交があった。安倍元総理が存命であれば、パーティで挨拶する予定だったそうです」（参加者の一人）
パーティの発起人には、政界、財界、芸能界、スポーツ界の有名人がズラリ。
王貞治ソフトバンク球団会長やデヴィ・スカルノ、歌舞伎俳優で人間国宝の尾上菊五郎、女優のかとうかず子、サントリー社長・鳥井信宏など76人が名を連ねる。
会場には、歌手の酒井法子や女優の高島礼子、タレントのコロッケらそうそうたる人たちの姿も見られた。のりピーが、記者の「藤堂ママに一言お願いします」という依頼に答える。
「私は藤堂ママと同じ福岡出身です。ラジオの仕事でよく金沢（石川県）に行くんですが、ママのお弟子さんの女性がやっているお店があるので行きたいと思っています」
なぜ藤堂ママは、多くの有名人に慕われるのだろうか。パーティに参加した、参議院議員の片山さつき氏が話す。
「私は数年に一度しかお邪魔できませんが、ママの気さくだけど気取らない人間性に惹かれます。ママの店は博多の『夜の商工会議所』なんですよ。
ママや社会人として優秀なお客さんとの会話から、博多だけでなく九州の経済状況や景気までわかる。学びの場でもあるんです」
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