9月13日(火)15時現在、日本の南で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しています。
次に台風が発生すれば、台風14号と呼ばれることになります。

三連休頃は奄美・九州をはじめ日本列島の各地に影響を及ぼすおそれがあるため、警戒が必要です。

気象庁の進路予報をみると、この熱帯低気圧・台風は15日(木)以降は北西に進んで、奄美・沖縄や九州方面に向かっています。

その後の進路はまだ不確実ですが、九州付近で転向し、北東に進んで日本海~北日本方面に向かう可能性が考えられます。

この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。
アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、状況次第で進路にかなりの幅があるということをイメージするために掲載しています。

これらのメンバーを比較すると、進路予報のばらつきがかなり大きい状況が見て取れます。
そして多くのメンバーは東シナ海から日本海や本州方面へ転向しているため、その確率が高まっていると言えそうです。
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