佐賀県警鳥栖署は27日、鳥栖市の40代男性がマッチングアプリで知り合った日本人女性を名乗る相手から外国為替証拠金取引(FX)への投資を持ちかけられ、計約1億円をだまし取られたと発表した。署は詐欺事件として捜査している。
署によると、男性はアプリを通じて4日に知り合った。交流サイト(SNS)を通じてやりとりする中で「外国為替取引をすればもうかる」と誘われ、11~26日に指定された金融機関の口座に計17回に分けて入金した。
男性が知人に「投資をするから金を貸してほしい」と依頼した際、詐欺の可能性を指摘され気付いたという。署は27日に被害届を受理した。(共同)