ストレス解消や健康志向の高まりに加え、コロナ禍で電車やバス通勤が避けられたことで、サイクリングブームが起きている。
だが、泌尿器科医の小堀善友医師によれば、思わぬ落とし穴があるという。
「長時間自転車に乗ると、疲労はもちろんEDのリスクが高まります。陰嚢と肛門の間の『会陰』に通っている神経や微小な血管が、サドルで圧迫され、ダメージを受けるからでしょう。
精巣への圧迫も予想され、勃ちだけではなく不妊症の観点からもサイクリングはおすすめできません」
男性の疲労回復や下半身の問題に関して、ほぼすべての運動は好影響を及ぼすが、唯一サイクリングだけはNG。
勃起は副交感神経が優位になり、大量の血液が陰茎に流入し発生するが、股間周辺の血管や神経の傷が与える機能への影響は想像に難くない。
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