電光掲示板の表示誤り「10点差」、試合終了したが片付け中に判明してゲーム再開…長野大会
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松川11―1下高井農林

 長野オリンピックスタジアムの第1試合、松川―下高井農林の試合で、五回裏の途中で試合を「終了」してしまう大会運営のミスがあった。

 五回裏二死三塁、松川の攻撃の場面で、電光掲示板に、本来は10点だった松川の合計点が11点と表示され、コールド勝ちの基準となる10点差がついたと誤解。球審がゲームセットを宣言した。

 会場に松川の校歌が流れた後、両チームがベンチで片付けをしている最中に、記録係などの指摘でミスが判明。両チームは、36分後に試合を再開した。

 再開後は、中断前、三塁にいた松川の桂川侑也(3年)がホームスチールを決め、11点に達して試合は終了した。

 松川の主将・棚田啓太(3年)は「初めての経験で驚いたが、気持ちをリセットして臨むようにチームメートに声をかけた」と話した。

 県高野連北信支部の堀内和徳副支部長は「選手や関係者にご迷惑をおかけすることとなってしまい、申し訳ない」と話していた。
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