特撮ドラマ「ウルトラマンネクサス」や「警視庁捜査一課9係」などに出演した女優の中丸シオンさんが、11日に死去したことを所属事務所が14日、公式サイトで発表した。38歳だった。かねて病気療養中だった。
事務所は「弊社所属俳優・中丸シオンは、かねてより病気療養中でございましたが、7月11日午前7時23分永眠いたしました。(38歳)」と報告した。葬儀は遺族の意向で、近親者のみで行った。
後日お別れの会を開催する予定で、「皆様からの生前のご厚誼に深謝し心から哀悼の意を表すとともに、謹んで御報告申し上げます」とつづった。
中丸さんは幼少期から子役として活動し、04年に出演した「ウルトラマンネクサス」では、主人公・孤門一輝(川久保拓司)の恋人役を演じた。
そのほか、多くのドラマや映画、舞台に出演。幸田尚子とお笑いコンビ「幸丸事件」を結成し、M-1グランプリやキングオブコントに挑戦するなど、幅広く活躍した。
父は俳優・中丸新将で、13年に映画「インターミッション」で父子共演を果たした。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/07/14/kiji/20220714s00041000499000c.html