石川県金沢市にあるオウム真理教の後継団体「山田らの集団」の拠点施設で、公安調査庁による立ち入り検査が行われました。
立ち入り検査は、団体の活動実態を把握するため行われているもので、金沢市にあるこの施設では去年10月以来となります。
公安調査庁によりますと、18日朝、施設を訪れて拡声機で呼びかけたものの、しばらく応答がなく、約30分後、中にいた信者が入り口を開け、施設内の検査に応じたということです。
今回の立ち入り検査について、普段、監視にあたっている地元の関係者は…。
金沢オウム真理教対策協議会・畠善昭会長「週2回から3回、住民による監視は続けています。我々の監視には限度がありますので、公安調査庁の監視(立ち入り検査)は定期的にやってもらわないと」
前回の立ち入り検査では施設内で松本智津夫元死刑囚の写真や説法を収録した教材などが確認されています。
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