正当な理由がないのに木刀を持って区役所を訪れたとして、兵庫県警長田署は20日、県迷惑防止条例違反の疑いで神戸市長田区に住む無職の男(38)を現行犯逮捕した。
同署によると、男は「木刀を手にしていたことは間違いないが、つえ代わりや」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は同日正午すぎ、神戸市長田区にある長田区役所1階を訪れ、受け付け近くで、周囲の人に不安を覚えさせるように木刀を持っていた疑い。
同署によると、男が持っていた木刀は長さ約1メートルで、袋などで覆われず来庁した人が見える状態だった。
男は木刀の先端を床に打ちつけるなどしていたため、区役所の職員が通報したという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202205/0015317050.shtml