山口県教委は19日、同県下関市中学校体育連盟の口座などから約700万円を横領したとして、同市の玄洋中の男性教諭(36)を懲戒免職にしたと発表した。
県教委によると、2020年度と21年度、会計担当だった同連盟の口座から99回にわたり金を引き出したり、保管中の現金を着服したりした。
3月に同僚に相談し発覚した。借金の返済やボートレースに使ったといい「手元の金を私的に使ったことをきっかけに自制できず横領した」と話したという。
約630万円を返し、残りも返す意向という。同連盟が下関署に相談しているとした。
また県教委は18年度から21年度にかけて、出勤前やバス通勤の途中、昼休みに複数回飲酒したとして同市の県立高の男性教諭(55)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。
木村香織副教育長は「大変重く受け止めている。不祥事の根絶と信頼回復に向けて全力を挙げる」と謝罪した。
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