神戸市で、マスクを着けるよう注意した男性に暴行し、大けがをさせた罪に問われた男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

起訴状などによると、渡辺竜太被告(25)はおととし、神戸市兵庫区の駐車場で「マスクせんかい」などと注意した通行人の男性(60代)に腹を立て暴行し、頚椎を損傷する大けがをさせた罪に問われています。

これまでの裁判で、渡辺被告は「正当防衛である」と主張していました。

17日の判決で、神戸地方裁判所は「体格で勝る被告がけんかに発展しかねない態度をとり、大けがをさせた責任は重い」と指摘。

一方、「けがの程度は被告の予想をこえていた部分もあった」として、懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。

被害者の男性は取材に対し「自業自得だと思っているがゴルフも散歩もできなくなり、つらい」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/701e58ec4be3ffde8b9f5062cd555f01ec50b92b
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