https://smart-flash.jp/sociopolitics/182126
https://data.smart-flash.jp/wp-content/uploads/2022/05/16231619/tiktok4_1-1.jpg
https://data.smart-flash.jp/wp-content/uploads/2022/05/16195911/tiktok1_11.jpg
「4月に事務所を退社したいと杉浦さんに申し出たら、密室で『多額の負債を負うことになるよ』と、違約金の請求や、訴訟をちらつかされました。とても怖くて、辞めることができませんでした」
そう訴えるのは、楽器を演奏する動画を投稿するTikTokerのA子さん(20代)。音楽大学卒で、新聞社主催のコンクールで金賞を受賞したこともあるA子さんが、RPG社に所属したのは2021年9月だ。
「友人から紹介されたのがきっかけです。杉浦さんは『演奏の仕事をたくさん取ってくるので、安定した収入が得られるよ』と言い、継続的にフォロワーを増やすサポートをすることも約束してくれました」(A子さん)
契約書で定められた専属期間は5年間。ギャラの取り分はA子さんが6割でRPG社が4割だった。だがA子さんは、所属してすぐに、杉浦氏の勧誘文句が“嘘”だったことを知る。
「所属するTikTokerは数十人もいるのに、マネージャーは一人だけ。仕事はほとんどありませんでした。仕方なく自分で取ってきた仕事のギャラも、RPG社が4割も持っていきました」