中日の大野雄大投手(33)が10回2死まで打者を1人も塁に出さない完全投球を演じ、完封勝利を飾った。『9回完全投球』ながら延長戦に突入したのは、2005年8月27日楽天戦(インボイスドーム)での西口文也投手(西武)に続く史上2人目。西口は10回先頭打者に安打を許しており、大野雄の初回先頭打者から『29人完全投球』は史上最長。また、西口と大野雄は同じ9月26日生まれ(西口は1972年、大野雄は1988年)という運命的な生年月日でもある。

 過去に完全試合を達成した中日の投手はおらず、9回まで完全投球をしたのも大野雄が初めて。ちなみにノーヒットノーランは過去12人おり、大野雄も2019年9月14日の阪神戦(ナゴヤドーム)で達成している。西口は9回2死まで無安打無得点を継続しながら、あと1人でノーヒットノーランを逃した試合も2度ある。
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