女優の松下奈緒(37)が、映画「美作(みまさか)物語 〜風を奏でる君へ〜」(大谷健太郎監督、来秋公開)に主演し、18年ぶりにピアニストを演じることが23日、分かった。
お茶の産地として知られる岡山県北部の美作市が舞台の作品で、同市出身の大谷監督が「美作の小説と映画を作りたい」と掲げた構想が実現。
同市在住の作家・あさのあつこ氏の小説「透き通った風が吹いて」を原案に、自分らしく生きることの意義を問いかける恋愛群像劇だ。
松下が演じるのは、自分の命の終わりを悟り、美作を訪れるピアニスト・青江里香。ピアニスト役は、女優デビューした04年の日本テレビ系連続ドラマ「仔犬のワルツ」以来となる。
自身も東京音大でピアノを専攻し、音楽家としても活動するだけに「自分が重なる部分が多い」と役に共感しており、劇中で演奏シーンもあるという。
https://hochi.news/articles/20220423-OHT1T51200.html?page=1
https://hochi.news/images/2022/04/23/20220423-OHT1I51270-L.jpg
https://hochi.news/images/2022/04/23/20220423-OHT1I51271-L.jpg
https://hochi.news/images/2022/04/23/20220423-OHT1I51272-L.jpg