「愛犬を助けて」ウクライナ避難者の負担…1日3000円 ペットに「法律の壁」


 涙を流すカリナさん。一体、何があったのでしょうか。

 日本に避難した、カリナ・ターニャさん:「レイは180日の待機期間を過ごすため取り上げられました。とても残念です。今までいつも一緒にいたので、とても心配しています」

 日本では狂犬病予防法に基づき、最長180日間、動物検疫所で検査を受けることが義務付けられています。

 日本に避難した、カリナ・ターニャさん:「国によってルールが違うことは理解しています。しかし私たちは半年も待てません」

 さらに、動物検疫所から届いたメールがカリナさんに重くのし掛かりました。

 動物検疫所・成田支所:「料金のご案内です。1泊3000円×181日分と交通費3000円で54万6000円。もしお金を支払えなければ、レイ君の世話をすることはできません」

 カリナさん:「彼(レイ)は私たちと離れていては生き残れません。こんなことだったら母国で彼(レイ)と一緒に死ぬべきでした」

https://news.yahoo.co.jp/articles/850997e6585aef42ce6089eb31a8e7cb01a89009