日本維新の会は26日、夏の参院選比例代表の公認候補として、元陸上選手で熊本県議の松野明美氏(53)を擁立すると発表した。
松野氏は熊本市内の事務所で記者会見し「次の世代へ自信を持ってたすきをつなげられるような、魅力ある日本をつくりたい」と述べた。
同時に「どの党にも入る気はなかったが、維新であれば自分の信念を貫けると思った」とも語った。
同席した維新の馬場伸幸共同代表は「維新の幅を広げる重要な1人と確信している」と説明した。
松野氏は1988年ソウル五輪の女子1万メートルに出場した。引退後は熊本市議を経て、2015年に県議に初当選し、現在2期目。
立憲民主党熊本県連から参院選熊本選挙区での立候補を打診されていたが、昨年11月に辞退していた。(共同)
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