株式会社フェリーさんふらわあが、2023年春に就航予定の新造船2隻のうち、1番船の命名・進水式が3月3日に、三菱重工業下関造船所江浦工場で行なわれた。
新造船は別府市の長野恭紘市長により「さんふらわあ くれない」と命名された。
「さんふらわあ くれない」はフェリーさんふらわあの株主である商船三井が三菱造船に発注。
2022年12月に三菱造船から引き渡され、2023年1月より大阪〜別府間を運航する。1997年から同区間を運航する「さんふらわあ あいぼり/さんふらわあ こばると」の代替船となる。
「さんふらわあ くれない」は日本国内初のLNG燃料フェリーだ。
主機関にLNGとA重油それぞれを燃料として使用できる高性能デュアルフューエルエンジンを搭載し、環境負荷の低減を図る。
長さ約199.9m、幅28.0m、総トン数約1万7300トン、最大旅客定員数716人で、13mトラック約137台および乗用車約100台の積載能力がある。
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