青森県は1日、国などの2020年の統計データをもとに青森が全国上位だった項目をまとめた「ピカイチデータ」を発表した。
1世帯あたりの年間カップ麺購入数量は前年より651グラム増えて5755グラムだったが全国的に増加傾向にあり、3位だった。依然として県民の食習慣に課題を示す結果だ。
やきとり購入額は、青森市が1世帯あたり2位(4064円)。19年まで6年連続で首位だったが甲府市(4318円)が上回った。
県によると、焼き鳥のタレは塩分が多いため飲酒量も増えがちという。県がん・生活習慣病対策課の担当者は「皿に残ったタレを焼き鳥でぬぐって食べるなどはしないように」と注意を促す。
カップ麺も塩分が多く、1個に含まれる塩分の目安は4・9グラムで、県が示す成人1日あたりの摂取目標(8グラム未満)の半分を超える。
担当者は「バランスを考えてサラダも一緒に食べるなどしてほしい」と呼びかけている。
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