元HKT48の村重杏奈(23)が20日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。北京冬季五輪フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15)=ロシア・オリンピック委員会(ROC)=のドーピング問題に言及した。

SPトップのワリエワは、フリーではジャンプで2度転倒するなど失速し、合計224・09点で4位に終わった。昨年12月のドーピング陽性が判明しながら出場が認められたが、ミスが相次いだ。コメントを求められた村重は「真実は誰もわからない」としたうえで、「私は終わった後の涙を見てすごい可哀想だなと思っちゃったし、自分だったらこんなに世界で騒がれたらステージに立てないなって思いました」とワリエワに同情した。

さらに父親が日本人、母親がロシア人の村重は、演技後に号泣するワリエワの映像を見て「わたしロシア語を聞き取れて。日本語には訳されてなかったんですけど、ずっと『みんな大嫌いだ!』って言ってて…『みんな本当に大嫌い!近づかないで私に!』ってすごい言ってたんですよ。だから私はそれを聞いて、ほんとうに分かんなくなっちゃって。たぶん本人は(ドーピングを)知らなかったんじゃないかなって思いたい」と、ワリエワの言葉を代弁し打ち明けた。