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展示貸し出しや工事による臨時閉鎖なんかも 護国神社で戦没者追悼式08/15 12:32nhk
終戦から72年を迎え、山口市の神社では遺族らが祈願祭を開き、犠牲者の霊を
慰めるとともに、平和を祈りました。
祈願祭は、毎年、「終戦の日」に合わせて開かれ、山口市の山口県護国神社では
15日朝、大粒の雨が降るなか、地元の遺族会の会員ら14人が参拝しました。
はじめに宮司が祝詞をあげたあと、遺族の代表が玉串をささげ、参列者が戦争の
犠牲者を霊を慰めるとともに、世界の平和を祈りました。
遺族会によりますと、戦争で夫を亡くした妻の会員は3人だけとなり、子どもの世代
も年齢が80代になっているということです。
高齢化が進む会員の負担を減らそうと、ことしから祈願祭の開始時間を2時間遅らせ
て、午前8時としたほか、遺族以外にも広く参加を呼びかけています。
フィリピンのレイテ島で父を亡くした79歳の女性は、「父が戦死してから、母と
きょうだいと大変な思いで過ごしてきました。戦争は絶対にいけません」と話していました。
また、遺族会の久保定雄会長は「遺族の高齢化が進み、当時の記憶が薄れていくのは
残念だが、今後は遺族に限らず広く参列してもらえるように呼びかけていきたい」と話していました。 戦没者慰霊で阿波踊り奉納08/15 17:36nhk
終戦から72年を迎えた15日、徳島市の眉山の山頂では戦没者を追悼する法要が
営まれ、阿波踊りのグループが平和への祈りを込めて踊りを奉納しました。
徳島市のシンボルとして親しまれている眉山の山頂には、太平洋戦争中に当時の
ビルマ、現在のミャンマーで戦死した徳島県出身の兵士およそ6200人を慰霊する
「パゴダ平和記念塔」が建てられています。
終戦から72年を迎えた15日、この塔で戦没者を追悼する法要が営まれ、はじめに
僧侶がお経を読み上げて供養したあと、正午に参加者全員で黙とうを捧げました。
続いて、阿波踊りのグループ「無双連」のメンバー、およそ60人が踊りを奉納しました。
踊り手たちが、平和への祈りを込めてしなやかな女踊りや力強い男踊りを披露すると、
観光客なども足を止めて見入っていました。
父親がフィリピンで戦死した徳島市の住友弘さん(77)は「二度と戦争が起きない
ようにして、阿波踊りができるような平和な世の中を守っていかなかればならないと
思う」と話していました。 終戦の日 護国神社で戦没者追悼08/16 08:52nhk
終戦から72年となる15日、松江市にある松江護国神社で式典が開かれ、遺族らが
戦没者を追悼しました。
松江市の松江護国神社には、県内出身の戦没者2万2920人がまつられていて、
毎年終戦の日に戦没者を慰霊する式典が開かれています。
ことしは遺族や自衛隊など、およそ50人が参列し、宮司が祝詞をあげたあと、
参列者たちが玉串を祭壇にささげました。
そして、正午の時報に合わせて1分間の黙とうを行い、平和への祈りを込めていました。
県内の戦没者の遺族でつくる島根県遺族連合会の会員は現在、およそ5000人で、
高齢化に伴い、設立当時の半数以下に減っているということで、今後どのように
戦争の悲惨さを語り継いでいくかが課題になっています。
島根県遺族連合会の那須晴雄会長(81歳)は、「72年たってもこの日が来ると、
悲しい戦争があったことを実感します。
最近では、北朝鮮のミサイルの問題があがっていますが、決して戦争をしてはならない、
わたしたちのような戦争遺児を生んではいけないと強く思います」と話していました。 松山市で伝統行事「川施餓鬼」20:20eat
お盆最終日の15日、松山市日浦地区で、戦死した武将を供養する伝統行事、
「川施餓鬼」が行われました。
川施餓鬼は、松山市日浦地区で、かつてこの地を治めていた7人の武将を供養することを
目的に、毎年8月15日に行われる伝統行事です。
15日の川施餓鬼には、地元の日浦小学校の生徒や住民ら、あわせて200人あまり
が参加し、7人の武将が描かれた高さ12メートル、重さ30キロののぼりを担いで、
川の中を練り歩きました。
15日は、帰省客らも見物に訪れていて、参加者らは、武将の霊を供養するとともに、
五穀豊穣と無病息災を祈願していました。 先祖の霊を送るシャーラ船08/16 12:44nhk
稲わらや竹で作った船で先祖の霊を海に送り出す西ノ島町の伝統行事、
「シャーラ船送り」が行われ、お盆休みなどで帰省した人たちが先祖の霊を供養しました。
「シャーラ船送り」は西ノ島町に明治時代から伝わるお盆の行事で「精霊船」が
なまってその名がついたと伝えられ、国の無形民俗文化財にも指定されています。
16日は稲わらや竹などで作られた全長5メートルほどの船が2つの地区であわせて
4隻用意されました。
船には高さ10メートルほどある帆がとりつけられ、それぞれに「南無阿弥陀仏」
と書かれた赤や紫などの色とりどりの紙が飾り付けられています。
鐘の音などが響く中、船は漁船に引かれて出発し、港の中をゆっくりとまわりました。
岸壁にはお盆休みで帰省した家族連れなども集まり、先祖の霊を供養していました。 [16日 19:10] 蒜山地区の夏の風物詩「大宮踊」の夜. rsk5
岡山県北の蒜山地区では、先月から今月にかけて古くから伝わる盆踊り大宮踊が行われています。
15日夜は、最も盛大な踊りがあり、地元の人や飛び入り参加の人たちが楽しみました。
真庭市の福田---神社で、15日夜、蒜山地区に伝わる盆踊り大宮踊が行われました。
国の重要無形民俗文化財に指定されている大宮踊は、五穀豊穣や子孫繁栄を願うもので、
歌と太鼓にあわせゆったりとした踊りを繰り広げます。
踊り子たちの頭上に吊るされた「シリゲ」と呼ばれる切り抜き絵が会場に彩りを添え、
保存会の人や飛び入りの参加者たちが伝統の踊りを楽しみました。
蒜山地区の夏の風物詩・大宮踊は、各地の神社などで今月26日まで続けられます。 石州和紙の灯ろうまつり08/17 09:28nhk
県西部に伝わる「石州和紙」で作った灯ろうを川に流し、先祖の霊を慰める「精霊流し」
が浜田市で行われました。
この「精霊流し」は、県西部を中心に大きな被害をもたらした昭和58年の「山陰豪雨災害」
の犠牲者を追悼するとともに無病息災を祈ろうと、4年前から地元の公民館などがお盆に
合わせて行っています。
浜田市三隅町の三隅川には子どもからお年寄りまでおよそ200人が集まり、はじめに
黙とうをささげました。
そして、地元に伝わる「石州和紙」で手作りされ、「平和」などと書かれた高さ
25センチほどの灯ろうおよそ650基に火をつけ、みなもに浮かべていきました。
集まった人は、幅80メートルほどの川に灯ろうの明かりが広がる様子を眺めながら
先祖に思いを寄せているようでした。
埼玉県から祖母の家に帰省しているという小学4年生の女の子は、「おばあちゃんの
住むところが災害に遭わないようにとか、健康でいてほしいと考えて流しました。
自分も家族もずっと元気でいたいです」と話していました。 お盆で墓参り08月13日 19時08分nhk
お盆を迎え、県内の寺や霊園には、多くの人たちが墓参りに訪れ、墓前で静かに手を
合わせています。
このうち、およそ800の墓がある広島市中区寺町の圓龍寺には午前中から多くの
家族連れなどが墓参りに訪れていました。
訪れた人たちは、赤や青、白や金色など色鮮やかな「盆灯ろう」を供えたり墓石に
水をかけて清めたりしていました。
13日の県内は高気圧に覆われて晴れ、広島市では午前中から気温が30℃を超える
など厳しい暑さとなり、訪れた人たちは、額にうっすらと汗を浮かべながら線香を
手向けて静かに手を合わせていました。
愛媛県から夫と一緒に訪れた34歳の女性は「ことし初めて主人のご先祖様の墓に
お参りに来てあいさつをさせていただきました。
来年以降も必ずお盆の時期にお参りに来ようと思います」と話していました。 小学生が「寺子屋」体験08/19 19:11nhk
江戸時代に「寺子屋」が開かれていた新見市の寺で子どもたちが座禅や茶道などを
体験しました。
新見市草間にある草間寺は江戸時代に「寺子屋」が開かれ明治から戦前にかけては
小学校としても使われていました。
19日はこの寺で子どもたちに地域の人たちとの交流を深めてもらおうと座禅と茶道
などを体験する教室が開かれました。
参加した8人の子どもたちは、寺の住職からアドバイスを受けながら背筋を伸ばし
あぐらをかいて5分間の座禅をしたり、地元の女性たちから茶道を習ったりしていました。
小学3年生の男の子は「座禅は疲れましたが、空と雲を思い浮かべるといろんな雑念
が無くなりすっきりしました」と話していました。
また、小学5年生の女の子は「茶道で、抹茶がうまくたてられたのでよかったです。
昔ここが小学校だったと聞いて驚きました」と話していました。 土佐にも伝来 宝蔵院流槍術演武08/24 11:43nhk
戦国時代から続く奈良が発祥のやりの流派、「宝蔵院流槍術」の演武会が高知市の
神社で開かれました。
宝蔵院流槍術は戦国時代に奈良の興福寺宝蔵院の僧りょが始めたとされるやりの流派
で、この流派の使い手が、剣豪、宮本武蔵と戦ったとも伝えられています。
この流派を土佐藩に伝えた馬詰親貞の墓が高知市の薫的神社にあることがきっかけと
なって、今回、演武会が開かれ、奈良の保存会の門下生5人が参加しました。
真っ白なけいこ着に身を包んだ門下生たちが親貞が眠る墓前にお参りしたあと演武を行いました。
門下生たちは長さ3mほどある、穂先が十字型になったけいこ用のやりを使って、
相手をかわして足首や腰を突くなど21通りの型を披露しました。
訪れた人たちは門下生たちによる迫力ある伝統武術を見物していました。
見学に訪れた、親貞の子孫で高知市に住む馬詰直紀さんは「迫力があってとても
感動しました。この伝統武術が更に発展するよう期待しています」と話していました。 須崎市伝統の神事「お船遊び」08/25 17:52nhk
みこしをのせた船が大漁旗をなびかせながら海上を回る伝統行事、「お船遊び」が
高知県須崎市で行われました。
高知県須崎市の鳴無神社は、浦ノ内湾の目の前に鳥居があることなどから「土佐の
宮島」とも呼ばれ国の重要文化財に指定されています。
この神社に奈良時代から伝わるとされる「お船遊び」は、五穀豊じょうや無病息災を
願う伝統の神事です。
みこしを乗せた船が、左右に脇船と呼ばれる船を、後ろに供船と呼ばれる漁船を
それぞれ従えて、大漁旗を掲げながら2時間ほどかけて湾内を回りました。
そして船が太鼓の音を響かせながら神社に戻ってきて、神職に続いて、社人たちが
みこしを持って船を下り、神社の参道を進んでいきました。
そして、みこしを置いて神職が祝詞を読み上げていました。
神社によりますと多いときで10隻以上あった供船は漁業者の後継者不足などでここ
数年は参加できていませんでしたが、ことしは、7年ぶりに1隻が参加したということです。
祭りに参加した地元の男性は「若い人も参加してくれてうれしかったです。
若い人も地域の人もまた1年間元気に過ごせたらうれしいです」と話していました。 どじょう森祭り08/25 16:50nhk
美祢市美東町の河内神社では、どじょうの絵を自分の年の数だけ書いて奉納し、
腰から下の病気などの回復を祈願する「どじょう森祭り」が行われ、大勢の参拝者でにぎわいました。
「どじょう森祭り」は、美祢市美東町の河内神社で、毎年、8月25日に行われています。
神社がある地域では、700年ほど前に、水田にヒルが多く出て困っていたところ、
いまの大分県にある神社から、どじょうを持ち帰って池に放すと被害がなくなったという
言い伝えがあり、祭りの起源とされます。
神社には、その後、腰から下の病気などに悩んでいた人たちが、どじょうを供えて回復を
祈願するようになったということで、地元の人たちからは、「どじょう森様」とも呼ばれ、
長く親しまれてきました。
今では、生きたどじょうの代わりに、どじょうの絵を紙に描いて、お供えしています。
神社には、園児からお年寄りまで幅広い世代の人たちが次々とお参りに訪れ、手を
合わせたあと、それぞれが描いたどじょうの絵を供えていました。
地元に住む43歳の男性は、「幼いころからどじょう森様にお参りに来ています、
きょうは、自分の子どものおねしょが治るようにお願いしました」と話していました。 力自慢集まれ!力石総社08/27 20:10nhk
さまざまな重さの石を持ち上げて力試しをする「力石総社」とよばれる催しが総社市
の神社で開かれました。
「力石総社」は江戸時代、総社市にある備中国総社宮に奉納された石で巡業中の相撲
の力士が力試しをしたという言い伝えをもとに始まりました。
27日は県内外からおよそ200人が参加し、まず、午前中は幼稚園児や小学生たち
が力試しを行いました。
初めは4キロほどからスタートした石は徐々に重くなっていき中には重さに耐えきれず
よろめいたり尻餅をついてしまう子どももいました。
参加した小学5年生の男の子は「40キロ近い石を持ち上げました。
手が痛くなったけどうれしかったです」と話していました。
午後に入ると日ざしが強く照りつける中、大人たちがさらに重い石に挑戦し、最後は
およそ180キロの石を何秒間持ち上げていられるかを競いました。
挑戦者たちは腰の角度や石の位置など慎重に調整してから持ち上げ、観客からは
「がんばれ」と声援が送られました。
優勝したのは37秒22を記録した奈良県に住む公務員の杉本勝宏さん(53)で、
去年に続き2連覇を果たしました。
杉本さんは「優勝できてよかったですがことしは1分を目指していたのでトレーニング
不足でした。またがんばります」と話していました。 イスラム教徒が犠牲祭で集う09/01 18:26nhk
イスラム教で最も重要な宗教行事のひとつ「犠牲祭」が1日から始まり、岡山市では
多くのイスラム教徒が一堂に会し、祈りをささげたり家族や友人と食事をしたりして祝う姿が見られました。
「犠牲祭」は断食明けの祭りと並ぶイスラム教の最も重要な行事で、イスラム教徒に
とっては巡礼が明けたことを盛大に祝う祭日として、一堂に会して祈りをささげたり
家族や友人と食事をしたりします。
岡山市北区の旧内山下小学校ではけさから、インドネシアやパキスタンなど約10か国
から県内各地に移り住んでいる約400人のイスラム教徒が集まりました。
参加者らは礼拝が始まると、神妙な面持ちで祈りの言葉を口にしたりひざまづいたりして祈りをささげました。
そして、「イマーム」と呼ばれるイスラム教に詳しい人の話を聞いたあと、笑顔で抱き合って互いに祝福していました。
倉敷市に住むバングラデシュ人の男性は「いろいろな国のイスラム教徒の人たちと
出会えてとてもうれしい。家族や友達と食事を楽しみたい」と話していました。
祈りのあと、岡山市北区に住むパキスタン出身のアムジャド・アリさんの家には
20人以上の友人たちが集いました。
そして羊の肉を使ったカレーを美味しそうに食べながら楽しい時間を過ごしていました。
アリさんは「きょうは私たちにとって大切な日です。友人たちと食事ができてうれしい」と話していました。 庄原で絶滅危惧種ヒゴタイの花の観察会[2017.8.27 18:9]rcc
庄原市で絶滅危惧種に指定されているヒゴタイの花が咲きそろい
観察会が開かれました。【記事全文】
比和町三河内地区にある慶雲寺では、地元保存会が約500株のヒゴタイを栽培しています。
青紫色で甘い香りがする花は、細いツボミが150個以上集まって
3センチから7センチの丸い形をしています。
このヒゴタイは、もともと9年前に休校になった近くの小学校で栽培していたもので、
住民が保存会を結成して種から育て、草刈りなどの世話をしています。
お盆に供えられることから地元では「盆花=ぼにばな」と呼ばれています。
普段は静かな三河内地区ですが、珍しい花を見ようと集まった家族連れなどで賑わいました。
来場者「いいですね『ぼにばな』を触ったらツボミが硬いんですね花が咲くと紫色ですごくきれい」
ヒゴタイの花は、9月10日頃まで見ることができるということです。 秋祭りで奉納へ 太刀踊りの練習09/02 10:28nhk
踊り手たちが勇壮な太刀さばきを演じる、室戸市伝統の「太刀踊り」の秋祭りでの
奉納を前に、地区での練習に熱が入っています。
室戸市の白髭神社の秋祭りで奉納される「太刀踊り」は、江戸時代後期に、大阪で
刀鍛冶の修行をしていた地元の出身者が伝えたとされ、後継者不足でいったん
途絶えた時期を乗り越えて、16年ほど前に復活しました。
10月15日の秋祭りでの奉納を前に、地元の地区では練習が熱を帯びています。
この地区の太刀踊りは、赤い渦巻きが描かれた唐傘を使って刀をかわす場面が特徴です。
手や足の所作が難しいことから秋祭りの本番よりだいぶ早く、春から練習が始まると
いうことです。
1日の夜も、6人の踊り手が太刀を持って手や足の運びや、太刀の流れるような動き
を確認していました。
地元の保存会の会長、中村晴文さんは「小さな集落ではありますが、伝統を絶やさない
ように頑張っています。本番まで1か月半、頑張っていきます」と話していました。 真剣で舞う「天神花踊り」(9月1日19時28分)ebc
宇和島市三間町に伝わる真剣で舞う伝統行事の「天神花踊り」がきょう勇壮に披露されました。
この花踊りは、戦国時代にこの地を治めていた城主の慰霊と地区の五穀豊穣を祈って、
毎年9月1日に宇和島市三間町の天満神社で踊り継がれています。
踊り手は4歳から35歳までの14人で7人が代わる代わる登場し、花飾りのついた
およそ1メートルの太刀を手に勇壮に舞います。
踊りに使われる太刀は全て真剣で、境内に張られた注連縄を豪快に切り落としていました。
踊り手たちは子どもがたたく太鼓とお年寄りの謡に合わせて鮮やかな太刀さばきと
踊りを奉納していました。 奇祭PR ネットで目標超の資金09/04 06:39nhk
昔あった「略奪婚」の風習を戒めるために始まったとされる、高知県四万十市の奇祭、
「神様の結婚式」を盛り上げようと、地元の商工会議所が祭りを舞台にした漫画など
の制作費用をインターネットの「クラウドファンディング」で募ったところ、
目標を超える金額が集まりました。
四万十市にある国の重要文化財、不破八幡宮の「神様の結婚式」は、応仁の乱の戦火
を逃れて京都からこの地に移り住んだ公家の一條教房が、当時、この地域にあった
略奪婚の風習を戒めるために始めたとされる祭りで、男と女の神様を乗せた2つの
みこしの先端をぶつけて結婚を成立させます。
四万十市の中村商工会議所では、この地域の奇祭をもっとPRしようと、「神様の結婚式」
の日に帰省した女子大学生が不思議な体験をする漫画やリーフレットを作成し、
その費用の一部をインターネットで広く支援を募る「クラウドファンディング」
で募集しました。
すると、およそ40日で目標の50万円を超える56万5000円が集まったということです。
中村商工会議所の佐伯達雄専務理事は「幅広い地域の人々から寄付をいただけて大変
うれしい。有効に使って祭りの発展につなげたい」と話しています。
ことしの「神様の結婚式」は9月17日に行われます。 懐かしの「神社の縁日」再現09/04 18:33nhk
真庭市の神社で、昔懐かしい縁日を再現した催しが3日に開かれ、多くの人でにぎわいました。
この催しは、真庭市の木山地区の住民たちが神社の縁日の雰囲気を味わってもらおうと、
初めて開きました。
木山神社の境内には、かき氷や焼きとうもろこしなどの屋台が立ち並び、訪れた家族
連れなどが次々と買い求めていました。
また、竹馬や「そうめん流し」を楽しむことができるコーナーも設けられ、子どもたち
は竹を切り出して作った6メートルほどの長さの「とい」の中を、流れ落ちてくる
そうめんを箸で器用につかみ、おいしそうに味わっていました。
このほか、神社の拝殿前にはステージが設けられ、地元の和太鼓グループや中学校の
吹奏楽部などが演奏を披露していました。
2人の娘と竹馬で遊んだ39歳の父親は「とても懐かしく、楽しむことができました。
子どもも縁日の雰囲気が味わえて喜んでいます」と話していました。 八朔だんご馬作り見学会09/06 16:26nhk
旧暦の8月1日に香川県西部などで男の子の成長を願って飾るだんごでできた馬、
「八朔だんご馬」作りの見学会が6日、丸亀市で開かれました。
香川県の西部などでは旧暦の8月1日の「八朔」の日に米粉のだんごで作った馬、
「八朔だんご馬」を家に飾り、男の子の健やかな成長を願う風習があります。
ことしの「八朔」の日は今月20日で、これを前に地元の風習を子どもたちに伝え
ようと6日、丸亀市でだんご馬作りの見学会が開かれ、地元の小学校の児童、
80人余りが参加しました。
だんご馬を作ったのは市内に住む70代の男性2人で、骨組みにだんごを肉づけして
高さおよそ70センチの馬を形づくり、口やひづめに食紅で色を塗るなどして仕上げて
いきました。
子どもたちは作業を興味深そうに見ながら、メモを取ったり、後ろ足で立つ馬の姿を
絵に描いたりしていました。
見学会に参加した男の子は「しっぽやお尻がとても上手にできていた。戦国武将が
乗る馬みたいだった」と話していました。
また女の子は「すごくリアルなだんご馬で、作っている人はとても集中して作業を
していてすごいと思った」と話していました。
6日作られた「八朔だんご馬」はこれから1週間ほど丸亀市の「城西コミュニティ
センター」に展示されるということです。 秋の七草 はぎの花が見頃09/11 12:12nhk
高松市の寺の境内では、秋の七草の1つ、はぎの花が見頃を迎え、訪れた人たちを
楽しませています。
高松市塩江町にある最明寺では訪れる人に季節を感じてもらおうと、秋の七草の1つ、
はぎを境内におよそ300株、植えています。
はぎの花は、例年より少し遅れて今月上旬から咲き始めて、今、見頃を迎え、白い
宮城野はぎや紫やピンクの紅はぎなど、色とりどりのはぎの花が境内一面に広がっています。
訪れた人たちははぎの花をじっくり眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。
高知県から訪れた夫婦は「きれいですね。まだ咲き始めでこれから満開になるという
ことで、それを想像しながら見ていました」と話していました。
最明寺の堀川昌海住職は「山ならではの境内全面に広がるはぎが魅力的だと思います。
秋の風を感じて癒やされてほしい」と話していました。
最明寺のはぎの花は、今週末には満開となる見込みで、来週いっぱいが見頃だということです。 カープ優勝をファンが祈願09月06日 12時29分nhk
セ・リーグ首位のカープは、優勝へのマジックナンバー「12」が再び点灯し、広島市
のマツダスタジアム近くにある神社では、カープのリーグ連覇と日本一を祈願する
ファンの姿が見られました。
広島市東区のマツダスタジアム近くにある「愛宕神社」は、勝負の神様として知られ、
境内には、「セリーグ2連覇日本シリーズリベンジになります様に」などと書かれた
ボール形の絵馬がおよそ500枚掛けられているほか、「今年は日本一」などと
書かれた手作りの看板が飾られています。
カープが5日、2位・阪神に競り勝ち、優勝へのマジックナンバー「12」が再び
点灯したことを受けて、神社に飾られたマジックナンバーを示す看板も「12」
になっていて、6日は午前中から熱心なファンが訪れ、カープのリーグ連覇と日本一
を祈願する姿が見られました。
試合前に夫婦で訪れた尾道市の53歳の男性は「カープの優勝を願いました。
いつもここに来てから球場に行きます。きょうもいい試合が見られると思います」
と話していました。
神社の総代で自身も元高校球児の山城政之さんは、「昨日勝ったので優勝は間違いないと思います。
神社のこけんに関わるのでことしは日本一になれると思います」と話していました。 浅野温子さんが“読み語り”09/13 21:09nhk
天女の伝説が伝わる鳥取県倉吉市の神社で女優の浅野温子さんが伝説をもとにした物
語を1人で演じる「読み語り」を披露しました。
浅野さんは現代のことばで脚色した古事記や地域の伝説などを1人で演じる「読み語り」
を全国各地で行っています。
13日は鳥取県倉吉市の賀茂神社に市内の小中学生などおよそ400人が招待され、
地元に伝わる天女の伝説が披露されました。
物語は羽衣を地上の男に盗まれたため天に戻れなくなった天女とその子どもの伝説を
もとに始まり浅野さんは羽衣を取り戻し、天に帰ろうとする天女と母親を呼び戻そう
とする2人の子どもを声色を変えながら熱演しました。
「倉吉」という地名は伝説で地上に残された2人の子どもの名前、「お倉」と「お吉」
に由来するとも伝えられていて、訪れた人たちは浅野さんが語る伝説の世界にじっくり
と耳を傾けていました。
中学3年の女子生徒は「地名の由来となった伝説を聞くことで、あらためて倉吉を
身近に感じることができました」と話していました。
浅野さんは「すばらしい伝説が地域に残っているんだと子どもたちが誇りに思える
よう演じました。これからも大切に語り継いで欲しいです」と話していました。 小学生が地域の歴史など学ぶ09/14 22:00nhk
ふるさとの魅力を知ってもらおうと美祢市の小学生がボランティアグループのメンバー
と一緒に町並みを散策しながら地域の歴史を学ぶ授業が開かれました。
この授業は美祢市などで活動しているボランティアグループが子どもたちに自分たちが
住む町の魅力を知ってもらいふるさとのよさを感じてもらおうと開きました。
14日は美祢市の城原小学校の2年生から4年生までの児童が参加し、子どもたちは
歩いて学校を出発しました。
子どもたちはグループのメンバーから地元のお大師様は地域に災難が起きないように
との願いが込められていることなどについて説明を受けたり、立ち寄った寺の住職
から太平洋戦争で供出した寺の鐘がおよそ30年前に無事に戻ってきたことなどを
聞いたりして慣れ親しんだ地域に伝わる歴史を学んでいました。
参加した小学3生の女の子は「坂道が多くて疲れましたが昔のことを知ることができ
良かったです。
帰ったらお母さんにきょう勉強したことを教えてあげようと思います」と話していました。
ボランティアグループの代表の前田哲男さん(64)は「子どもたちが大人になって
美祢を出て行くこともあると思いますが、これからも地元のことを覚えておいて
もらえればいいと思います」と話していました。 [21日 19:10]国際平和デー 護国神社で奉納揮毫RSK6
21日は、国連が定めた国際平和デーです。
世界各地で平和を祈るイベントがあり、岡山市中区では書の揮毫が披露されました。
平和への祈りをこめて力強く筆を置きます。
岡山市中区奥市の岡山県護国神社で行われた奉納揮毫です。---
国際平和デーに合わせ、今年初めて、全国47の護国神社で一斉に行われました。
岡山では、瀬戸内市に住む書道家・田辺沙織さんが縦2m、横1.1mの紙に大きく「和愛」と書き上げました。
世界情勢が不穏な中、平和を祈ろうと県の内外から人々が訪れました。
作品は来月5日と6日に公開されます。 [22日 19:10]手ぶらで墓参り 彼岸の新サービス. RSK8
バーベキューやキャンプが手ぶらで出かけても楽しめる時代です。
彼岸の行事も手ぶらで。 そんなサービスの利用者が倉敷市で増えています。
花はもちろん、サカキやシキビなども用意されています。
---手ぶらで訪れても一式揃うこのサービスは、倉敷市のオアシス霊園が今年春の彼岸から始めました。
墓参りを習慣にしてもらいたいというのが狙いです。
春の彼岸と盆に続いて、特に多くの人が訪れる午前中だけのサービスです。
盆には、墓参りに訪れた人の約3割、200組ほどが利用したといいます。
22日も、多くの人が霊園の事務所で花を購入していきました。利用者の反応は上々です。
霊園を管理する中原三法堂は、今後もサービスを続けていきたいと話しています。 [23日 12:00]23日は秋分の日、彼岸の中日RSK3
23日は秋分の日、彼岸の中日です。
岡山、香川でも朝からの多くの人が墓参りに訪れています。 岡山市中区の東山墓地です。
早朝から家族連れなどが訪れ、墓の掃除をしたり花を供えたりして、先祖の霊を供養していました。
23日朝の岡山---市の最低気温は18.6℃と平年並みでした。
日中は27℃前後まで気温が上がるみこみで、日差しのもとでは暑く感じられそうです。
夕方からは気圧の谷の影響で雲が多くなりそうです。 「美咲芸術世界」が始まる09/23 19:16nhk
美しい棚田で知られる美咲町の大垪和地区を中心に、国内外のアーティストが集い作品を発表するイベント「美咲芸術世界」が、23日に始まりました。
このイベントは国内外のアーティスト20人が町に短期間滞在して制作した多彩な作品を発表するもので、地域の活性化につなげようと岡山県などが企画しました。
23日は大垪和地区の一宮八幡神社で開会式が行われ、地元に伝わる妖怪の「アマンジャク」の昔話を題材にした芝居が住民も参加して披露されました。
今回は棚田周辺のあわせて16か所を会場に、参加アーティストの絵画やオブジェなどの作品が展示されています。
訪れた人は「こんな山の中で人が気持ちを爆発させるようなイベントが開かれるのは素晴らしいと思います」と話していました。
また、板垣正寿実行委員長は「多彩なジャンルの作品が展示されているので、ぜひご覧になってください」と話していました。
「美咲芸術世界」は10月29日まで開かれています。 新嘗祭へ”御抜穂式”09/24 12:18nhk
五穀豊じょうなどを祝って皇居で行われる「新嘗祭」に向けて、隠岐の島町で新米を収穫する儀式が行われました。
「新嘗祭」は、五穀豊じょうなどを祝って毎年11月23日に皇居で行われるもので全国各地から新米が献上されます。
島根県からはことし、隠岐の島町で農家を営む齋藤茂さんと律子さん夫婦が新米を献上することになっていて、23日、稲を刈り取る「御抜穂式」が行われました。
式では神職が祝詞をささげたあと、齋藤さん夫婦が水田に入り、コシヒカリの稲を鎌で刈り取っていきました。
そして、3束ずつに束ねたあと、「はで」と呼ばれる木枠で天日干しにしました。
このあと稲穂は祭壇にささげられ、参列者らが収穫を祝っていました。
齋藤さんは「周りの皆さんの支援のお陰できょうの日を迎えられたと大変感謝しています。ことしはよい米ができたと思います」と話していました。
新米は、来月26日、齋藤さんの手で皇居に届けられるということです。 西条まつり前に提灯作り盛ん09月19日 08時14分nhk
「だんじり」と呼ばれるけんらん豪華な山車で知られる西条市の「西条まつり」が10月
開かれるのを前にだんじりを飾るちょうちん作りがピークを迎えています。
西条まつりは、江戸時代から続く伝統的な秋祭りで、およそ150台のだんじりや
みこしなどが繰り出し、夜になると、ちょうちんで飾りつけられて市内を練り歩きます。
西条市福武にある工房では、職人の日野徹さんが妻の美保さんと共同で、ちょうちん
作りを行っていて、ピークを迎えています。
日野さん夫妻は、ちょうちんに、ろうそくを立てるための台座をとりつけたり、
だんじりの地区の名前や絵柄を筆で描いたりして、ひとつひとつ丁寧に仕上げていました。
ちょうちんは、注文によって形や模様が異なるうえ、すべて手作業で行われるため
1日に作ることができる量は3個ほどだということです。
日野さんは、「お祭りでは、ちょうちんの中にろうそくの火がともり、とても幻想的
な雰囲気になるので、ぜひみなさんに楽しんでほしい」と話していました。
ちょうちん作りは、西条まつりが本格的に始まる10月14日ごろまで続くということです。 地震に強い「川六」作品展09/27 12:54nhk
灯ろうなどの作品に地震の揺れに強い工夫を施した幕末の石工、「川六」の作品を紹介するパネル展が琴浦町で開かれています。
鳥取市青谷町周辺の神社などには幕末に活躍した地元の石工「川六」が製作したこま犬などの作品が数多く残っていて、去年10月の地震でも被害を受けなかったことから注目を集めています。
琴浦町の塩谷定好写真記念館できょうから始まったパネル展では、地震の被害を受けなかった「川六」の作品を紹介する写真パネル10点が展示されています。
このうち、鳥取市青谷町の漁村の常夜灯として使われていた灯ろうは船のような形をした自然石の台座にあわせて加工した石がはめ込まれ、揺れに強い工夫が施されています。
また、鳥取市気高町の神社のこま犬は、土台の石に突起を作り、下の自然石のくぼみにはめこむことで横揺れに強い構造になっています。
写真展を企画した川六ファンクラブの青木清輝代表は「地震対策を芸術にまでしているという川六作品の魅力をみなさんに知ってもらいたいです」と話していました。
この展示会は来月2日まで開かれています。 彼岸の中日 切幡寺で経木流し09月23日 16時22分nhk
彼岸の中日にあたる23日、徳島県阿波市の四国霊場の札所では、お経などを書いた板に水をかけ、先祖の霊を供養する「経木流し」が行われました。
阿波市にある四国霊場10番札所の切幡寺では、毎年春と秋の彼岸の中日に先祖を供養する行事の「経木流し」を行っています。
「経木」はお経を書いた薄い木の板で、訪れた人たちは家の名前や亡くなった人の戒名などを書き、仏像の前に並べます。
そして弘法大師が見つけたとされる境内のわき水をひしゃくですくって経木にかけると、手を合わせていました。
切幡寺の経木流しは「ちゅうにちさん」と呼ばれ、1000年以上続いているとされていて、徳島県内で規模が最も大きく、毎年およそ4万人が訪れるということです。
参道にはおよそ100軒の出店が立ち並び、訪れた人たちは見て回りながらお彼岸の一日を過ごしていました。
阿波市から訪れたという女性は「お先祖さまにお礼の気持をこめて毎年お参りしています」と話していました。
また上板町から家族で訪れた女性は「去年亡くなった父の供養に来ました。子どもたちにも伝統を感じてほしい」と話していました。 子ども獅子舞の競演会09月24日 19時34分nhk
地元の秋祭りに向けて練習している、地域に伝わる獅子舞を子どもたちが互いに披露しあう催しが松山市の小学校で開かれました。
この催しは、地元の伝統を子どもたちに受け継いでもらうとともに、地域の活性化につなげようと、松山市南部の荏原地区で毎年、この時期に行われています。
地元の小学校の体育館には、24日、地域に8つある獅子舞保存会から子どもたちとその保護者などおよそ130人が集まり、それぞれの保存会が秋祭りに向けた練習の成果を順番に披露しました。
子どもたちは、太鼓のリズムに合わせて2人1組で獅子を操り、雌の獅子は軽やかなステップで優雅な舞を披露したのに対し、雄の獅子は頭を上下左右に振って力強さを表現していました。
また、老人にふんした子どもが寝ている獅子を起こして、いっしょに舞を披露すると会場からは大きな手拍子が起こっていました。
ことしは、少子化の影響で、8つのうち1つの保存会では獅子舞に必要な子どもの数が確保できず参加できませんでした。
参加した小学5年生の男の子は、「とても疲れましたが、練習の成果を発揮できたのでよかったです。
これからも獅子舞を続けたいです」と話していました。
主催した荏原公民館の野中昭秀館長は、「子どもたちには、伝統の獅子舞を次の世代につなげてもらえるようこれからも頑張ってほしい」と話していました。 寺の秘仏22年ぶりに公開10/02 20:02nhk
岡山県高梁市の寺に本尊としてまつられ、ふだんは人目に触れることのない仏像が22年ぶりに公開されています。
高梁市備中町の「長建寺」は、来年(平成30年)で創建から500年を迎えるのにあわせて、寺の本尊の「木造聖観音菩薩立像」を1日から特別公開しています。
仏像は1本の木から彫り出されていて、高さは1メートル65センチあります。
平安時代のものと伝えられていて、平成9年には岡山県の重要文化財に指定されています。
寺ではこの仏像を33年に1度一般に公開していますが、ことしは寺の創建500年にあわせて、11年前倒しして22年ぶりに披露されました。
寺には2日も「秘仏」をひと目見ようと、県内をはじめ全国から仏像愛好家などが拝観に訪れ、平安美術の造形をじっくりと眺めたり静かに手を合わせたりしていました。
次の特別公開は33年後の予定だということで、長建寺の樋口三城住職は「この機会に貴重な文化財をぜひ見てもらいたい」と話していました。
「木造聖観音菩薩立像」の特別公開は3日まで行われ、3日に公開される時間は午前10時から午後4時までです。 「聖観音坐像」修復終え戻る09月28日 05時53分nhk
徳島市の丈六寺にある国の重要文化財の仏像「聖観音坐像」が、劣化を防ぐための修復作業を終えて、2年ぶりに寺に戻り、再び台座に安置されました。
徳島市の丈六寺にあり、平安時代末期に作られたとされる国の重要文化財「聖観音坐像」は、金ぱくや漆の一部がはがれるなど劣化がみられたため、おととしから奈良市にある奈良国立博物館で劣化を防ぐための修復作業が行われていました。
修復が終わった仏像は、26日トラックで慎重に運搬され、2年ぶりに寺に戻りました。
このあと、修復にあたった公益財団法人「美術院」の仏師たちが、2日間かけて重さおよそ200キロの仏像の本体を少しずつ動かして、再び台座に安置しました。
美術院国宝修理所の岩下淳副所長は「限られたスペースの中で大きな仏像を動かさなくてはならず大変でしたが、無事に戻せて安心しました。地域で信仰されてこその仏像だと思うので、皆さんで見守ってもらいたい」と話していました。
丈六寺によりますと、修復された「聖観音坐像」は、来年4月の法要を経て一般公開される予定だということです。 [04日 19:10]400年以上の伝統 高梁市「荒神神楽」. RSK6
400年以上前から続くと言われる「荒神神楽」が、高梁市で行われました。
住民は10人ほどの村での7年ぶりの祭りには、故郷を離れた人たちも集まりました。
高梁市玉川町です。 増原下村という地区で7---年ぶりの祭りには、故郷を離れた人
たちも集まりました。高梁市玉川町です。
増原下村という地区で7年ぶりに、「荒神神楽」が奉納されました。
この日のためにつくった大蛇が、村の吉凶を占います。
いまでは10人ほどになったこの地区では、祭りのために神の田=神田と呼ばれる
水田で育てた稲のわらを使って、大蛇を作りました。
帰省した家族も合わせて40人ほどが集まりました。
7年ぶりの荒神神楽を、久しぶりに集まった人たちは夜遅くまで楽しんでいました。 太鼓台「国道など運行しない」10/06 05:49nhk
去年、観音寺市の国道で大型トレーラーが祭りの太鼓台に突っ込み、1人が死亡、39人がけがをした事故で、警察は今月、祭りを計画している観音寺市内の自治会に対して「国道や幹線道路で太鼓台を運行しない」ことなどを求める通達を出していたことがわかりました。
去年10月、観音寺市の国道11号線で、祭りの太鼓台の列に大型トレーラーが突っ込み、列に参加していた近くに住む男性が死亡し、39人がけがをしました。
この事故を受け観音寺警察署は今月、祭りを計画している市内の全ての自治会に対し祭りの安全な運行を求める通達を出していたことがわかりました。
通達では、去年事故が起きた国道11号線や幹線道路を太鼓台のルートにしないこと、太鼓台の運行中に前と後ろに配置する安全管理者の数を増やすことなどを求めています。
通達を受けて、6日から始まる毎年およそ5万人が訪れる観音寺市豊浜町の「さぬき豊浜ちょうさ祭」でもこれまでの国道を通るルートから近くの市道や脇道を通るルートに変更され、その他の自治会の祭りでもルートや安全管理者の数を増やしているということです。
観音寺警察署は「去年のような事故を二度と起こさないようにこのような通達を出した。安全を確保した上で祭りを開催して頂きたい」と話しています。 豊浜ちょうさ祭始まる10/06 18:15nhk
「ちょうさ」と呼ばれる巨大な太鼓台を担いで町を練り歩く、観音寺市の伝統の祭りが6日から始まり、地元の神社で安全を祈願する神事が行われました。
観音寺市豊浜町の「さぬき豊浜ちょうさ祭」は、豪華な刺繍で飾り付けた「ちょうさ」と呼ばれる巨大な太鼓台を担いで町を練り歩く祭りです。
祭りの初日となった6日、地元の豊浜八幡神社には、町内の各地区に伝わる太鼓台が続々と集まり、太鼓台の安全な運行と祭りの成功を祈願する神事が行われました。
神事では、地区ごとにそろいのはっぴを着た太鼓台の担ぎ手たちが神社の本殿に入り、宮司からおはらいを受けたり、玉串を奉納したりしていました。
神事を終えた担ぎ手の男性は、「安全第一で元気よくやりたい。間近で見るちょうさはとても迫力があるので、ぜひ多くの人に来てもらいたいです」と話していました。
「さぬき豊浜ちょうさ祭」は8日まで続き、最終日には、町内にある一宮神社の広場に20台余りの太鼓台が集まり、豪快な担ぎを競う「担きくらべ」が行われます。 ハワイのえひめ丸の慰霊碑ある公園立ち入り禁止に19:46eat
宇和島水産高校実習船えひめ丸事故の慰霊碑があるハワイ州・ホノルル市の公園が、
現地時間の今月8日から立ち入り禁止になることがわかりました。
立ち入り禁止となるのは、ハワイ州ホノルル市のカカアコ臨海公園で、現地時間の今月
8日午前10時から無期限で閉鎖されます。
関係者などによりますと、州政府は「人と財産の安全と福祉」のため閉鎖するとしていて、
公園のホームレスによる破壊行為やホームレスの飼い犬が公園利用者に噛み付くなど、
安全が確保できないとしています。
カカアコ臨海公園には、宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」の生徒や指導教官ら9人の
尊い命が犠牲となった事故の慰霊碑もあり、去年安倍総理も訪問していました。
突然の事態に、関係者らは困惑を隠せません。
宇和島水産高校では、今月4日にはハワイで遠洋航海実習中の生徒らが慰霊碑に献花
していますが、「州などからは閉鎖の連絡は入っていない」などとしています。
また現地では、地元の高校生やボランティアが毎週慰霊碑を清掃していますが、
その活動も公園の閉鎖後はできなくなるということです。
えひめ丸慰霊碑管理協会のケンサイキ共同協会長は、ホノルルの日本国総領事館と
連携しながら、現在、州に対してボランティアに警備を付けて清掃が続けられるよう
訴えています。
サイキ共同協会長は、「ホームレス問題沈静化や公園設備の修繕、そして公園利用に
関する強制力のある新たなルールが必要。
来年2月には例年と変わりなくえひめ丸慰霊式典を開催できるよう切に願っています」
などとコメントしています。
現地時間で閉鎖まであと3日。海を越えた愛媛とハワイで結ばれた絆でこの問題を
乗り越えることができるのでしょうか。 松山秋祭り 神輿鉢合わせ2017年10月07日(土)更新itv
松山の秋祭りは、7日最終日を迎え、道後温泉駅前では朝から、神輿同士をぶつけ合う
鉢合わせが繰り広げられお祭りムードは最高潮に達しました。
7日朝からは、松山市の道後温泉駅前で、地元の神輿8体による鉢合わせが行われました。
8体の神輿は、湯神社、伊佐爾波神社の宮出しの後、
午前6時ごろから太鼓の音と共に入場し、会場は徐々に盛り上がりを見せます。
そして、かき夫たちが「もてこい」などと相手を挑発しながら、
気合と集中力を高めると、みこしは互いに突進し激しくぶつかり合います。
鉢合わせはおよそ1時間半にわたり、8回行われ、みこしが激しくぶつかり合う音や、かき夫達の熱気で、
会場は歓声に包まれていました。 松山秋祭りクライマックス17:54eat
松山秋祭りは7日最終日を迎え、市内では豪快な神輿の鉢合わせが披露されました。
「暁の宮出し」として知られる厳島神社では、午前1時ごろかき夫たちが本殿へむかって
走り出します。
そして4体の神輿を参道まで担ぎ出すと、神輿同士をぶつけあう鉢合わせを披露しました。
一方、道後温泉駅前でも、午前6時半頃から8体の神輿が集まり豪快な鉢合わせが披露されました。
詰めかけた見物客からは迫力ある鉢合わせが行われる度に大きな歓声があがっていました。 巨大わらじが練り歩く10/08 19:01nhk
重さ300キロを超える巨大なわらじを奉納して五穀豊穣を祈る秋祭りが、大田市で開かれました。
大田市仁摩町馬路地区では30年前からかつて雨乞いの願いを叶えてもらったお礼にわらじの一種の大足半を地元の乙見神社に奉納する祭りが秋の実りを感謝する例大祭に合わせて行われています。
巨大なわらじは、この地区でわらじの一種の「あしなか」を差す「あしなこ」にちなんで「大あしなこ」と呼ばれていて、長さはおよそ3.5メートル、幅は2メートルで、重さは300キロを超えます。
8日はおよそ200人の大人や子どもたちが参加して、お囃子に合わせて山車を綱で引き、途中、慎重にトンネルをくぐったり、長い上り坂を息を合わせて登ったりして、神社に奉納しました。
参加した36歳の男性は、「親がやっていたことを見て育ったので、自分たちの子どもにも、僕たちの姿を見せて大きくなっても続けてもらいたい」と話していました。 松山秋祭り 子どもたちがみこしパレード(10月6日19時55分)ebc
松山秋祭りはきょうで2日目。
市内中心部の商店街では子どもたちが勇壮なみこしのパレードを披露しました。
松山秋祭り2日目のきょうは、市内中心部の番町地区で恒例のみパレードが行われました。
パレードは雨のため商店街のアーケードで行われ、子どもみこし4体と大人みこし1体が
商店街を練り歩きました。
参加したおよそ50人の子どもたちは「わっしょいわっしょい」と威勢よくかけ声をかけて
市内中心部は祭りムード一色に包まれました。 [08日 18:10]観音寺市「ちょうさ」の中学生と軽乗用車接触RSK3
8日朝、観音寺市で行われた秋祭りでちょうさと呼ばれる大型の太鼓台の後ろにいた中学
2年の女子生徒が軽乗用車と接触し、女子生徒とその妹が軽いケガをしました。
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午前9時半頃、観音寺市植田町で「ちょうさ」が市道交差点を直進した際にちょうさを
ひく集団---の後ろにいた14歳の中学2年の女子生徒に、交差点を左折しようとした
軽乗用車のサイドミラーが接触しました。
はずみで女子生徒と隣にいた小学生の10歳の妹が転倒し2人とも病院で手当てを受けましたが、
擦り傷など、いずれも軽傷です。
警察によりますと事故当時は地区の住民約40人がちょうさをひいていたということです。
観音寺市では昨年、秋祭りのちょうさに大型トレーラーが追突して多数の死傷者が出る
事故が発生し、警察が注意を呼び掛けていました。 カープ必勝祈願祭が行われる10月02日 08時16分nhk
リーグ連覇したカープの33年ぶりの日本一を願ってマツダスタジアムの近くにある神社で1日、
必勝祈願祭が行われました。
広島市東区の愛宕神社で行われた祈願祭には、地元の人やファンなどおよそ150人が参加しました。
はじめに神職がカープのリーグ連覇への感謝とクライマックスシリーズを勝ち抜き、
33年ぶりに日本一になることを願って祝詞を読み上げたあと、出席者の代表などが玉串をささげました。
このあと、鏡開きが行われ、集まった人に祝い酒がふるまわれました。
マツダスタジアムの近くにあるこの神社は、勝負の神様として知られ、カープの必勝を祈願する赤い旗を
立てたり、絵馬の形を丸いボール型にしたりして、カープの勝利を後押ししています。
愛宕神社総代の山城政之さん(79)は、「地域に根ざした球団なので、みんなで応援しています。
去年の借りを返してぜひ日本一になってほしいです」と話していました。 瑠璃光寺五重塔の内部 特別公開10/09 09:57nhk
国宝に指定されている山口市の「瑠璃光寺五重塔」の内部が、5年ぶりに特別に公開されています。
ひわだぶきの柔らかな曲線の屋根が特徴の「瑠璃光寺五重塔」は、室町時代に中国地方を中心に勢力をふるった守護大名の大内義弘を弔うため、575年前に建立されたもので、国宝に指定されています。
今回の特別公開は来年の明治維新150年を前に、市内各地で貴重な文化財を展示して観光客を増やそうと、地元の商工会議所が主催する「山口お宝展」の一環として行われています。
塔の中では、塔の中心で振り子のように作用して倒れることを防ぐ「心柱」や大内義弘の座像と阿弥陀如来像が鎮座する「須弥壇」と呼ばれる台座などを見ることができます。
宇部市から来た52歳の男性は「公開されているのを知りませんでした。手つかずだったんですね。
なかなか見られないものを見られて良かったです」と話していました。
内部の特別公開は、今月の毎週日曜日の午前9時から午後5時までとなっています。 ebcでえた放送ぬうす 7日13:24 松山秋祭り 道後みこしが---激突!
松山地方の秋祭りはきょうが最終日。道後地区では今
朝5時半頃から伊佐爾波神社と湯神社から宮出しされ
た8体のみこしが道後温泉駅前広場で「鉢合わせ」を
披露。今日、午後の宮入でクライマックスを迎える。
松山秋祭り 道後で鉢合わせ(10月7日18時20分)
松山地方の秋祭りは7日が最終日。
道後地区では豪快なみこしの鉢合わせがあり、観客を沸かせました。
松山市の道後地区では7日午前5時半ごろから、伊佐爾波神社と湯神社から宮出しされた
8体のみこしが、道後温泉駅前の広場に集結。
大勢の観客が見守るなか、かき手たちの掛け声と共にみこしを激しくぶつけ合う呼び物の
「鉢合わせ」が行われました。今年も大いに観客を沸かせた男たちの気迫のぶつかり合い。
松山秋祭りは7日が最終日で、午後の宮入りでクライマックスを迎えます。 [10日 19:10]高橋秀さん「悠久の天地風火水」www.rsk.co.jp/sp/news/rsk_news.html#local_news_20171010_2
倉敷市在住の芸術家、高橋秀さんの作品が岡山市北区の天満屋岡山店で特別公開されました。
「悠久の天地風火水」です。熊本県玉名市の蓮華院誕生寺の多宝塔に飾られます。
高橋さんは倉敷市にアトリエを構えていて、10日は奉納前に地元で多くの人に観てもらいたいと、
お披露目会が開かれました。蓮華院誕生寺は来年5月に落慶法要が行なわれます。 秋祭りに使う太鼓の修理ピーク10月04日 08時01分nhk
秋祭りのシーズンとなり、三次市にある太鼓店では祭りに使う太鼓の修理がピークを迎えています。
およそ180年続く三次市三次町の福藤雅之さんの太鼓店では、県北で唯一、太鼓の製造や販売、それに、修理を行っています。
秋祭りのシーズンを迎え、太鼓の修理がピークを迎え、店の工房には皮の張り替えなどが必要な太鼓が数多く持ち込まれています。
福藤さんは新しい牛の皮を太鼓にかぶせると、ロープをかけて締木と呼ばれる木の棒で皮を締めていき、手でたたいて締まり具合を確認していました。
張り替えた皮を締める作業は、片面だけでおよそ1週間かかるということです。
福藤さんは、例年、およそ30の太鼓を修理していて、ことしは200年ほど前に作られた古い太鼓の修理の依頼も受けているということです。
福藤さんは「お客さんが引き取りに来た時に『良くなったな』と言ってもらえるよう作業を進めたい」と話していました。 70年に一度の本尊 特別開帳10/12 18:36nhk
下関市にある寺で本来は70年に一度しか開帳されない本尊の「木造千手観音菩薩立像」が、本堂の改修工事が終わったのを記念して、特別に公開されています。
下関市豊浦町にある三恵寺の本尊「木造千手観音菩薩立像」は高さ1メートルあまりの仏像で、平安時代に作られたとされ、山口県の有形文化財に指定されています。
本来は70年に一度しか開帳されず、次の開帳は60年後ですが、柱が傾くなど老朽化していた本堂の改修工事が終わったのを記念して、今月1日から特別に公開されています。
寺には連日大勢の参拝者が訪れ、仏像を前に静かに手を合わせていました。
参拝した下関市の女性は「こんな立派な観音さまは初めて見ました。
貴重な姿を見ることができてうれしいです」と話していました。
本尊は今月15日までの毎日、午前9時から午後4時まで公開されています。 住職が制作した版画展10/13 12:23nhk
岡山県北部の風景を題材に、真庭市の寺の住職を務める岩垣正道さんが制作した版画の新作展が、津山市で開かれています。
この作品展は、真庭市にある「毎来寺」の住職で、岡山県北部の風景を題材に版画の作品を制作している岩垣正道さんの新作の木版画を集めたものです。
津山市の会場には、石垣と白壁が風情を感じさせる真庭市勝山の「しょうゆ蔵」や格子窓が美しい勝山の町家、それに鏡野町のかやぶきの民家など、おおらかな作風の15点が展示されています。
いずれも裏から色を添える「裏彩色」という技法が用いられていて、愛好者を楽しませています。
岩垣さんは、「身近な県北の風景を温かいタッチで制作しました。
裏彩色で色をつけた部分も見てほしいです」と話していました。
この作品展は、岡山県北部に足跡を残す版画家棟方志功にちなんだ、津山市東一宮のM&Y記念館で、今月22日まで開かれています。 園児手作りのだんじりを神社に奉納(10月12日19時8分)ebc
西条まつりの開幕を前に、市内の神社ではきょう地域の園児たちが一足早く手作りのだんじり
を奉納しました。
西条市の神戸幼稚園と保育園は、毎年、園児たちが手作りのだんじりを奉納していて、
今年はだんじり4台とみこし1台を作りました。
段ボールや折り紙などで飾り付けられた屋台は、年少から年長の園児およそ70人に
引かれ祭り太鼓を合図に出発。
近くの小学校や住宅地を練り歩き、1キロほど離れた伊曽乃神社に到着しました。
園児たちは境内までの石段を威勢のいいかけ声をあげながら担ぎ上げ、
本殿前に到着すると大人顔負けの差し上げを披露しました。
西条まつりは今週末から本格的に開幕し、市内全体が祭りムード一色に染まります。 西条まつり開幕 石岡神社2017年10月14日(土)更新itv
豪華絢爛なだんじりで知られる西条まつりが本格的に始まり、石岡神社では、本殿祭が行われるなど、
市内は、まつりの熱気に包まれています。
午前9時ごろ、西条市氷見の石岡神社には、だんじりと神輿およそ30台がカネと太鼓の音を響かせながら
次々に集まりました。
かき夫たちは、威勢の良い掛け声に合わせだんじりを差し上げ迫力あるかきくらべを繰り広げます。
この日を待ちわびた見物客たちも祭りムードに酔いしれていました。
西条まつりは、15日未明の伊曽乃神社での宮だしの他、16日には、加茂川でだんじり
およそ80台による川入りが行われるなど、西条市内は、まつりムード一色に染まります。 秋祭り 太鼓屋台が海に繰り出す10月08日 18時05分nhk
「ちょうさ」と呼ばれる太鼓屋台を担いで海に繰り出す勇壮な秋祭りが、8日、徳島県美波町で行われました。
徳島県美波町にある「日和佐八幡神社」では、およそ220年前の江戸時代から「ちょうさ」と呼ばれる太鼓屋台を担いで1年の豊漁や豊作を願う秋祭りが行われています。
ことしの祭りは7日から始まり、2日目の8日はご神体を乗せた「みこし」に続いて、地区ごとに8台の「ちょうさ」が神社の境内から近くの大浜海岸に向かいました。
海岸では「ちょうさ」に乗り込んだ子どもたちが太鼓を打ち鳴らすと「ちょうさ」を担いだ男たちは、威勢のよい声をかけながら砂浜を練り歩き、豪快に海へ入っていきました。
「ちょうさ」は、1台の重さがおよそ1トンあるため60人から70人ほどで担ぎますが、過疎化と高齢化で担ぎ手が減っていることから、地元出身者のほか留学生や大学生らも積極的に受け入れているということです。
祭りのために帰省したという美波町出身の男性は「今は県外に住んでいますが、子供の頃は毎年祭りに参加していました。祭りに参加しないと1年が終わった気がしません。来年も参加したいです」と話していました。 [15日 13:05]吉備津彦神社でゴンチチコンサート
岡山市北区の吉備津彦神社で、14日夜、アコースティックギターデュオ、ゴンチチの
コンサートが行われました。>>全文を読む
ゴンザレス三上さんとチチ松村さんの2人によるアコースティックギターデュオ、
ゴンチチです。http://www.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171015_1
テレビ・ラジオのCMや映画音楽など、耳なじみのある曲を数多く手掛けています。
おかやま国際音楽祭の一環で、14日夜、コンサートが開かれました。
2人が奏でる心地よい音色と優しいメロディーが、夜の吉備津彦神社に溶け込み、
約500人が聞き惚れていました。 西条まつり・石岡神社18:18eat
豪華絢爛なだんじりが街を練り歩く西条まつりが14日から本格的に始まりました。
午前9時過ぎ、西条市氷見の石岡神社には各地区のだんじりなどおよそ30台が集まり、
かき夫らの伊勢音頭にあわせてゆっくりと参道を登っていきました。
西条まつりのだんじりはこの石岡神社の氏子たちがおよそ300年前に奉納したのが
始まりと言われていて、今年も豪快なかきくらべや差し上げが行われました。
西条まつりは14日から17日まで石岡神社など3つの神社であり、15日未明には
伊曽乃神社の宮出しが、16日月曜日には華麗なだんじり絵巻が繰り広げられる
加茂川渡御が行われます。 香美「熊野の神事の米」を収穫10月09日 18時00分nhk
世界遺産に登録されている三重県熊野市の神社でかつて神事に使われていた米の収穫が、米の再生に向けた取り組みが続く高知県香美市で行われました。
収穫されたのは三重県熊野市の「花の窟神社」で神前に供えられていた「ふさなり」と呼ばれる米です。
9日は香美市にあるおよそ10アールの田んぼで地元の農家たちがコンバインや鎌を使い黄金色に実ったふさなりの稲を刈り取りました。
香美市では6年前に亡くなった高知県出身の植物学者の遺品からふさなりの種が発見されたことをきっかけに、地元の農家が生産組合をつくり、おととしから再生に向けた取り組みが続いています。
生産組合によりますとふさなりは稲が1メートル30センチほどと背が高く、米を蒸すと甘い香りがするのが特徴で、かつては花の窟神社の周辺で栽培されていましたが、今ではほとんど作られていないということです。
生産組合の小松重治さんは「ことしは台風で稲が倒れましたが、まずまずの収穫量です。将来的に神社の周辺で栽培が復活すれば」と話していました。
生産組合はことし収穫したふさなりの一部を花の窟神社に奉納することにしています。 火の粉の下で豊作祈る秋祭り10月09日 18時08分nhk
火薬を詰めた竹筒から火の粉が勢いよく噴き出す「吹筒花火」が8日夜、徳島県美波町の秋祭りで披露されました。
「吹筒花火」は徳島県南部の美波町赤松に190年以上前から伝わり、地元の保存会が毎年赤松神社の秋祭りで奉納しています。
8日夜は、地区ごとに作られた「吹筒花火」11本が披露されました。
10メートルほどの高さに固定された竹筒から火の粉が勢いよく降り注ぎ、その中を青年団のメンバーが走り回って、五穀豊穣や家内安全を祈願していました。
「吹筒花火」は、直径15センチ長さ1メートルほどの竹筒に硫黄や鉄粉などで作った火薬が詰められていて、地区ごとに火薬の配合などが異なるため、火の粉の噴き出し方や色などが異なります。
訪れた観光客は花火が1本終わるごとに盛んな拍手を送っていました。
娘と花火を見に訪れたアメリカ人の男性は「花火は美しくてすばらしい。日本の伝統文化を感じることが出来てとても満足です」と話していました。 西条まつり 伊曽乃神社宮だし17:53eat
豪華絢爛で知られる西条まつりは15日未明、最も大きな祭礼といわれる伊曽乃神社の
宮出しがあり、祭り本番を迎えました。
午前1時過ぎ、伊曽乃神社にはだんじりとみこしおよそ80台が次々と集まりだんじりに
付けられた提灯の明かりがあたりを照らし幻想的な雰囲気を醸し出しました。
かき夫らは伊勢音頭にあわせて「ヨイトサーヨイトセー」のかけ声をあげながら次々と参道
を上がっていきました。
そして、本殿前に到着すると、高さ5メートルにもなるだんじりを力強く差し上げるなどして
その美しさを競っていました。
神社には多くの見物客が訪れていて、だんじりが差し上げられる度に大きな拍手が
あがっていました。
西条まつりは16日夕方、伊曽乃神社の宮入り行事、加茂川渡御があり、17日の飯積
神社の祭礼で幕を閉じます。
市制80周年で太鼓祭りイベント17:56eat
16日から本格開催される新居浜太鼓祭りを前に、新居浜市で、市制80周年を記念する
イベントがあり、太鼓台の差し上げなどが披露されました。
太鼓祭りイベントには、市内川西地区や大生院地区など5地区の太鼓台が参加し、
金や銀の刺繍幕などに飾られた30台の太鼓台が次々と会場に入りました。
そして、かき夫らの威勢の良いかけ声とともに、重さ2・5トン以上の太鼓台が頭上高く、
力強く差し上げられていました。
会場には雨にも関わらず多くの見物客が訪れ、熱気に包まれていました。
新居浜太鼓祭りは16日から18日まで本格開催され、17日は山根グラウンドで統一
かきくらべなどが予定されています。 >>170
[15日 13:05]吉備津彦神社でゴンチチコンサートwww.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171015_1 の2
岡山市北区の吉備津彦神社で、14日夜、アコースティックギターデュオ、ゴンチチのコンサートが行われました。
ゴンザレス三上さんとチチ松村さんの2人によるアコースティックギターデュオ、ゴンチチです。
テレビ・ラジオのCMや映画音楽など、---耳なじみのある曲を数多く手掛けています。
おかやま国際音楽祭の一環で、14日夜、コンサートが開かれました。
2人が奏でる心地よい音色と優しいメロディーが、夜の吉備津彦神社に溶け込み、約500人が聞き惚れていました。
西条まつり 伊曽乃神社で宮出し2017年10月15日(日)更新itv
西条まつりは15日伊曽乃神社の宮出しが行われ、市内は祭り一色に染まっています。
西条市中野の伊曽乃神社には、冷たい雨が降る中、午前2時頃からだんじりなどおよそ
80台が、カネや太鼓を響かせながら次々と集まりました。
そして社殿前に到着すると、かき夫たちが掛け声に合わせだんじりを力強く差し上げ、
華麗なかきくらべを披露しました。
ちょうちんの明かりに照らされた境内は幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた多くの見物客
から拍手や歓声が上がっていました。
西条まつりは、16日夕方、市内を流れる加茂川で「だんじり」が川の中に入って練り歩く
「川入り」が行われ、まつりのクライマックスを迎えます。 西条まつり石岡神社本殿祭でだんじり集結(10月14日18時39分)ebc
豪華絢爛な祭りで知られる西条まつりは10月14日の朝、石岡神社の本殿祭が行われ、本番を迎えました。
西条市氷見の石岡神社にはかき手たちの伊勢音頭が響くなか、午前9時頃から28台の
だんじりとみこしが集結。
だんじりに御霊が入った御札を貼り付けるとみこしが走り込みを披露。
それに合わせてだんじりも差し上げます。
西条まつりは、これから伊曽乃神社、飯積神社などへと舞台が移り、17日まで市内は祭一色に染まります。 新居浜太鼓祭り開幕 内宮神社でかき上げ11:42eat
勇壮華麗な新居浜太鼓祭りが本格的に始まりました。未明には、祭りの開幕を告げる
太鼓台の「かき上げ」がありました。
16日午前3時半ごろ、市内山根町の内宮神社参道登り口には、地元、角野地区の太鼓台
4台が次々と集まってきました。
そして新田太鼓台を先頭に、およそ300メートルの石段を登るかき上げに挑みます。
今年は雨のため足元が滑りやすく、途中で太鼓台をおろす場面も見られましたが、
かき夫たちは息をあわせて重さ2・5トン以上ある太鼓台をかき上げていました。
新居浜太鼓祭りは18日までで、17日は山根グラウンドで上部地区の太鼓台20台
が参加する統一かきくらべなどが予定さています。
新居浜太鼓祭り かきあげ神事2017年10月16日(月)更新itv
勇壮華麗な男祭りとして知られる新居浜太鼓祭りは16日、市内の神社でかき夫が
太鼓台を担ぎ石段を上る、かきあげ神事が行われました。
新居浜市山根町の内宮神社には、冷たい雨の降る午前4時頃から、ライトアップで
金色に輝く角野地区の太鼓台4台が集結しました。
神事では、かき夫らが約3トンもある太鼓台を担いで、300メートルの石段を
力強く上って行きますが、雨のため足元が滑り、中々進むことが出来ません。
それでも、少しずつ頂へと進むたびに、参道を埋め尽くした大勢の見物客から大きな
歓声が湧き起っていました。
新居浜太鼓祭りは18日までで、市内9地区で計49の太鼓台が、勇壮なかき比べを
披露します。 “だんじり”衣装の展示会10/16 12:20nhk
津山市にある徳守神社の秋祭りでだんじりを引く氏子たちが身につける法被などの衣装を集めた展示会が、津山市で開かれています。
この展示会は、津山藩の初代藩主森忠政が造営した徳守神社の秋祭りを盛り上げようと、市の観光施設「城西浪漫館」などが企画しました。
会場にはことしの秋祭りでだんじりを出す16の町内ごとに、竜や「鳳凰」などの絵柄のついた法被や浴衣がだんじりの写真と一緒に展示されています。
このうち元魚町の法被には、金色の目を光らせながら躍動する青い竜が背中いっぱいに力強く描かれています。
また、安岡町の法被には、「鳳凰」と竜が紺色の生地に白く染め抜かれています。
このほかにも雷神の図柄の法被や昭和初期のみこしの写真などが展示されていて、訪れる人を楽しませています。
この展示会は、徳守神社の秋祭りが行われる今月22日まで、津山市田町の城西浪漫館で開かれています。 秋祭り伝統の「オシコミ」小豆島10/16 16:23nhk
小豆島の神社の秋祭りで海を渡った太鼓台を浜に担ぎ上げる伝統の「オシコミ」が行われました。
小豆島町池田にある亀山八幡宮の秋祭りには各地の太鼓台が運ばれ神社に奉納されます。
かつては道路が整備されていかなったため、いくつかの地区の太鼓台は船で運ばれていましたが、現在その風習は神浦地区だけに残っています。
神浦地区のおよそ700キロの太鼓台は担ぎ手などとともに船で海を渡り、船のへさきでは踊り子が「さい」と呼ばれる飾り棒を振りながら踊って祭りを盛り上げていました。
朝からあいにくの雨のため海岸を訪れる見物客は例年よりも少なくなっていましたが、担ぎ手たちが太鼓台を浜に下ろすオシコミが行われると大きな拍手で出迎えていました。
このあと他の地区から参加した合わせて14台の太鼓台が参道を通り神社の境内に移動すると、カッパを着た担ぎ手たちが太鼓台を横に倒す「かえし」と呼ばれる技を披露していました。
訪れた人たちは「感激しました」「伝統の祭りが長く続いてほしいです」などと話していました。 ebcでえた放送ぬうす 15日19:50 西条祭り 伊曽乃神社の宮---出し
本格的に開幕した西条祭りは15日、伊曽乃神社で宮
出しが行われた。午前2時からだんじり約80台が神
社に続々と集結し、境内で豪快な差し上げを披露した。
西条まつり伊曽乃神社宮だし(10月15日18時18分)
西条まつりは15日未明伊曽乃神社で宮出しが行われ80台にのぼるだんじりが勇壮な
差し上げを披露しました。
午前2時、西条まつりの伊曽乃神社の祭礼では、およそ80台のだんじりがあいにくの雨
にも負けず神社を目指します。
祭囃子が響く中かき手たちは境内に向かう石段を登りきると、力強い掛け声とともに本殿
前で800キロもの屋台を高々と差し上げ、祭りムードは最高潮に達しました。
伊曽乃神社の祭礼は、16日夕方加茂川の「川入り渡御」の神事でクライマックスを迎えます。
ebcでえた放送ぬうす 15日19:56 新居浜市政80周年記念太鼓台---がかき比べ
新居浜市政80周年を記念し、16日からの祭り開幕
を前に太鼓台30台がjr新居浜駅前でかき比べを披
露した。太鼓台が頭上高く差し上げられると観客から
は大きな声援が上がっていた。
新居浜市制80周年記念太鼓祭り(10月15日18時18分)
16日から始まる新居浜太鼓祭りを前に15日JR新居浜駅前では30台の太鼓台が一足
早くかき比べを披露しました。
このかき比べイベントは新居浜市制80周年を記念し太鼓祭りを通じた観光振興を活性化
しようと特別に行われたもので、市内5つの地区から太鼓台30台が参加しました。
会場となったJR新居浜駅前にはあいにくの雨にも関わらず多くの見物客が詰めかけました。
雨除けカバーに覆われ金糸銀糸で彩られた飾りの美しさは半減したものの、
かき手たちが太鼓のリズムに合わせ太鼓台を頭上高々とさし上げると集まった観客から
盛んな拍手が贈られていました。
新居浜太鼓祭りは16日午前4時からの内宮神社の石段かきあげを皮きりに市内各地で
かき比べが行われ新居浜は3日間祭り一色に染まります。 >>175
西条まつり 川入りで最高潮に2017年10月16日(月)更新itv
西条まつりは16日、市内を流れる加茂川では先ほど、「だんじり」が川の中に入って練り歩く、呼び物の「川入り」が行われました。
加茂川の堤防には、市内を練り歩いてきた「だんじり」や「みこし」など、約80台が次々と集まり、「川入り」が始まりました。
「川入り」は、ご神体を乗せた神輿が神社に戻るため川を渡ろうとすると、祭りの終わりを惜しむだんじりがそれを阻もうと競り合いを繰り広げます。
川は雨の影響で水かさが増している上、先週から一転して冷え込む中、訪れた見物客は祭りの最後を飾る水上絵巻を堪能していました。 ebcでえた放送ぬうす16日20:46 西条祭り 川入り渡御で最---高潮
西条祭りは16日、加茂川の川入り渡御でクライマッ
クスを迎えた。祭りの終了を惜しみ、11台のだんじ
りがみこしの行方を遮るが、最後には川を渡りきり伊
曽乃神社に帰って今年の祭りは終わった。
pc版には詳細なし 新居浜太鼓祭り本格的開幕 石段かき上げ(10月16日11時16分)ebc
勇壮華麗な「新居浜太鼓祭り」はきょう開幕し、未明に市内上部地区の神社で迫力満点
の石段かき上げが披露されました。
午前3時半すぎ新居浜市山根町の内宮神社には地元の4台の太鼓台が集結、
300メートルの石段を担いで上がる恒例の「かき上げ」がスタートしました。
あいにくの雨の中、かき夫たちは重さ3トン近くある太鼓台をゆっくり担ぎ上げていきます。
雨の影響で太鼓台を落とす場面もありましたが、見事な「かきあげ」を披露した太鼓台に
見物客から大きな拍手が送られていました。
新居浜太鼓祭りは18日まで各地でかき比べが繰り広げられます。 須崎の神社で伝統神事ちりへっぽ10月12日 18時00分nhk
高知県須崎市の神社に古くから伝わる男の子と女の子が結婚の儀式を行う神事「ちりへっぽ」が行われました。
須崎市にある「鳴無神社」に伝わる「ちりへっぽ」は、五穀豊じょうや良い縁を願って毎年この時期に行われる神事です。
12日は、地元の人たちが「ちりへっぽ」と歌う中、ご神体を載せたみこしに続いて行児(ぎょうじ)と呼ばれる5歳の男の子と、斎女(いたじょ)と呼ばれる7歳の女の子が境内に入ってきました。
男の子と女の子は、神様の子どもの役で、地面に触れて体が汚れないように大人に肩車やおんぶをされて境内に入り、みこしの前に敷かれた「こも」の上に座りました。
そして祝詞がささげられたあと、男の子と女の子はみこしの前で三三九度を行いました。
「ちりへっぽ」の意味や由来は、はっきりわかっていませんが、鳴無神社では「五穀豊じょうや良い縁が四方八方に広がってほしいという願いが込められ、『四方八方』が『ちりへっぽ』に変化したのではないか」と話しています。
見物に訪れた須崎市の70代の女性は「子どもたちがかわいかったです。
神事を見ながら家内安全を願いました」と話していました。 禁止行為 新居浜太鼓祭りで鉢合わせ19:34eat
新居浜太鼓祭り最終日の18日、川西地区と川東西部地区の2つの地区で、太鼓台同士
をぶつけあう禁止行為の鉢合わせがありました。けが人も出ています。
鉢合わせを行ったのは、川西地区の中須賀太鼓台と大江太鼓台の2台で、警察と消防に
よりますと、18日午後0時半ごろ、新居浜市港町の市道、通称、海岸通りで、鉢合わせを行いました。
鉢合わせはおよそ1時間半も続き、50回以上、激しくぶつけあいました。
この鉢合わせでかき夫が足を骨折したほか、見物客の女性が軽いけがをしたということです。
また市内八幡でも、川東西部地区の浮嶋太鼓台と白浜太鼓台の2台が鉢合わせをし、
3人がけがをしたということです。
警察では今後、それぞれの太鼓台の関係者から事情を聞く方針です。 国宝公開、奈良西大寺展内覧会10/19 18:59nhk
奈良時代に東大寺と並ぶ大寺院として建てられた奈良市の西大寺の国宝や重要文化財の数々がそろう展覧会が山口市の県立美術館で20日から始まるのを前に報道陣に公開されました。
公開されたのは、創建から1250年あまりを迎えた奈良市の西大寺の国宝7点を含む、仏像や絵画などおよそ80点です。
このうち、鎌倉時代に作られた国宝の釈迦の骨とされる舎利を納めた容器は、金で覆った容器に透かし彫りで華麗で精密な細工が施されています。
また、平安時代に描かれた国宝の「十二天像」の絵画は12枚の一部が展示され、赤や緑といった色彩の鮮やかさがおよそ千年前に描かれた姿を伝えています。
このほか重要文化財の本尊、釈迦如来立像や水晶のまわりに炎を細かな金属工芸で表現した宝珠など、貴重な国宝や文化財の数々が一堂にそろっています。
福田善子学芸員は「日本の仏教美術の粋を集めた貴重な機会にぜひ見て欲しい」と話していました。
この展示会は20日からことし12月10日まで県立美術館で開かれます。 2017/10/17「みんなのニュース」19:30 動画 小豆島の亀山八幡宮 伝統の秋祭り
www.ohk.co.jp/news/news.php?VNO=2865 ebcでえた放送ぬうす 18日22:37 新居浜太鼓祭り 今年も鉢---合せ
新居浜太鼓祭りは最終日の18日、市内3地区の太鼓
台4台が禁止されている鉢合せを行い、複数のけが人
が出た。7年連続で平和運行はならなかった。
新居浜太鼓祭りで今年も鉢合わせ(10月18日19時25分)
きょうが最終日の新居浜太鼓祭り。市政80周年の今年も平和運行はなりませんでした。
2つの地区で禁止されている太鼓台同士の鉢合わせが行われ複数のけが人が出ている模様です。
新居浜太鼓祭りはきょう午後0時半ごろ、新居浜市港町の市道で川西地区の大江太鼓台と
中須賀太鼓台が禁止されている鉢合わせを行いました。
2台の太鼓台は50回以上およそ1時間半に渡り鉢合わせを行い、互いのかき棒を折るようにぶつかり合いました。
現場には多くの見物客が詰めかけ、突っ込んで来た太鼓台を避けようとして倒れこむ場面もありました。
一方、市内八幡神社前の市道でも午後2時ごろから川東地区の白浜太鼓台と川東西部地区の浮島太鼓台が2時間あまりに渡って鉢合わせを行いました。
警察や消防によりますと、これら4台の太鼓台の鉢合わせで午後6時現在、足の骨を折るなどかき手5人がケガをしたほか、見物客1人が打撲の軽いケガをしています。。
新居浜太鼓祭りはこれで7年連続太鼓台同士の鉢合わせが行われていて、市政80周年の今年も平和運行はなりませんでした。
警察は鉢合わせの状況について責任者から話を聴く方針です。 伝統の”隠岐武良祭風流”10/20 10:24nhk
隠岐に古くから伝わる2つの神社にまつられた太陽の神様と月の神様を引き合わせて五穀豊穣と無病息災を祈る伝統の祭り、「隠岐武良祭風流」が19日隠岐の島町で開かれました。
鎌倉時代から続いているこの祭りは、八王子神社にまつられている太陽の神様と、一之森神社にまつられている月の神様を地域の人たちが引き合わせて五穀豊穣と無病息災を祈るもので2年に1度行われます。
太陽の神様は、三本足のカラスをかたどったご神体に、月の神様は白いウサギをかたどったご神体に宿っているとされていて、武者姿の住民の行列に担がれ会場の真ん中で引き合わされました。
両方の神様には魚介類などのお供え物や巫女の舞が奉納され、続いて子どもたちが
手を取り合い進められる「神相撲」と呼ばれる神事とやぶさめなども行われ、
伝統的な祭りの雰囲気を盛り上げていました。 平安時代の島根の仏像特別展10/20 12:09nhk
島根県内の寺に伝わる平安時代の仏像を紹介する特別展が、出雲市の県立古代出雲歴史博物館で始まりました。
会場には、県内の19の寺と神社に所蔵されている仏像や神像など、国の重要文化財16点を含む、62点が展示されています。
このうち、松江市の華蔵寺に伝わる「薬師如来坐像」は、薬師堂に安置されてきた秘仏で50年に一度のご開帳以外で公開されるのは、県内では初めてです。
また出雲市の萬福寺の「薬師如来坐像」と「四天王立像」は、いずれも国の重要文化財です。
坐像は、堂々とした体躯など、平安時代前期の木彫り像の特徴が多く見られ、たくましい顔つきの4体の立像は、造形の水準が高く、島根県の平安時代前期の代表的な彫刻として知られています。
訪れた人たちは、さまざまな個性のある仏像をじっくりと観賞していました。
古代出雲歴史博物館の濱田恒志学芸員は、「島根県は地方でありながらすばらしい仏像がたくさんあり宗教文化があったということを仏像を見てもらって感じてもらいたい」と話していました。
この特別展は、出雲市の古代出雲歴史博物館で、12月4日まで開かれています。 西大寺展はじまる10/20 18:12nhk山口
東大寺と並ぶ大寺院として建てられた奈良市の西大寺の国宝や重要文化財の数々が展示される特別展が山口市の県立美術館ではじまり多くの来館者が訪れています。
山口市の県立美術館で始まった特別展では、創建から1250年あまりを迎えた奈良市の西大寺の国宝7点を含む仏像や絵画などおよそ80点が展示されています。
会場には奈良時代から鎌倉時代にかけての年代の異なる貴重な国宝や国の重要文化財をなどを一目見ようと、多くの来館者が訪れています。
なかでも、平安時代に描かれた国宝の「十二天像」の絵画は、仏がまとった衣の朱色が今も鮮やかに残り、当時の色彩を感じさせます。
また、国の重要文化財の「釈迦如来立像」は台座も含めると高さが2メートルほどもあり、仏像では珍しく、けさを首元までまとっています。
訪れた人は、角度を変えて仏像の細部までじっくりと見たり、金や水晶などが施された華やかな装飾を間近で見入ったりして楽しんでいました。
山口市の30代の女性は、「仏像が好きなのでとても楽しみにして来ました。普段みることのできないものが山口で見ることができ、とてもうれしいです」と話していました。
特別展は、ことし12月10日まで山口市の山口県立美術館で開かれています。 秋祭りで喧嘩だんじり10/20 18:31nhk岡山
真庭市の秋祭りに合わせて重さが2トンを超えるだんじりを正面から激しくぶつけ合う勇壮な伝統行事「喧嘩だんじり」が、19日の夜に行われました。
この「喧嘩だんじり」は真庭市の勝山地区に江戸時代から伝わる秋祭りの伝統行事で、9つの地区のだんじりが参加して勇壮なぶつけ合いが繰り広げられます。
19日の夜はあいにくの雨模様でしたが、あたりが夕闇に包まれると商店街など4か所に設けられた「けんか場」に9台のだんじりが出ました。
「けんか場」では太鼓や鐘が激しく打ち鳴らされ、はっぴ姿の若連と呼ばれる男たちが「オイサ、オイサ」というかけ声に合わせ、2トンを超える車体を勢いをつけて突進させます。
2台のだんじりが衝突すると大きな音が響き渡り、詰めかけた観衆から歓声がわき上がっていました。
観客に訪れた女性は「毎年、見に来ていますがだんじりのぶつかり合いは迫力があってすごいですね」と話していました。
勝山の「喧嘩だんじり」は、20日夜も激しいぶつかり合いが繰り広げられます。 [20日 19:10]勝山祭り 「喧嘩だんじり」始まるhttp://www.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171020_6
真庭市の勝山地区で、重さ2t以上あるだんじりを激しくぶつけあう伝統の祭り「喧嘩だんじり」が19日始まりました。
男達の意地がぶつかりあう、勝山の、1年で最も熱い夜です。
19日午後6時。 提灯や笹を飾りつけただんじりが、町中に設けられ---た「喧嘩場」に集まってきました。
真庭市勝山に江戸時代から続く秋祭り、「勝山喧嘩だんじり」です。
鐘や太鼓の音と参加者の掛け声が町を熱気で包みます。
多くの観客が見つめる中、9つの地区の男たちがそれぞれの意地をだんじりに乗せて、勢い良くぶつけ合います。
重さ2t以上のだんじりを、それぞれ40人ほどの男が声を張り上げて操ります。
普段は静かな城下町が1年で最もにぎわう夜です。男たちの祭りは20日夜も遅くまで続きます。 伝統のこうじ作りが最盛期10/21 10:18
秋祭りが盛んなこの時期、観音寺市では、祭りでふるまわれる甘酒の原料となる「こうじ」作りが最盛期を迎えています。
観音寺市の室本町は、およそ500年のこうじ作りの伝統があり、今も5軒の製造所があります。
この時期は、秋祭りが盛んなことから、祭りでふるまわれる甘酒の原料となるこうじ作りが今、最盛期で、
町内の製造所は作業に追われています。
こうじ作りは、米を蒸すことから始まり、この製造所では、香川県のブランド米「おいでまい」を混ぜた米を毎朝、
300キロ近く蒸しています。
蒸した米を機械で砕いて、こうじ菌を振りかけ、従業員全員で手もみして菌をなじませます。
そして、布団をかけたり木の箱に移したりしながら、2日ほどかけて発酵させるのが伝統的な作り方で、午前中は、
発酵を終えたこうじを袋詰めする作業が行われていました。
この製造所のこうじは、四国4県の小売店を中心に、全国に出荷、販売されるということです。
「津久茂醗酵所」の製造責任者の久保宗大さんは「昔ながらのやり方でこうじを作る製造所は少なくなりました。
甘酒はもちろん、白みそやからし漬けなど、味わい方はたくさんあるので、多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 波しぶき浴びながら「御輿洗い」10月15日 15時57分nhk
男たちが波しぶきを浴びながらみこしを担いで海に入る「御輿洗い」が、室戸市で行われました。
室戸市の椎名八王子宮の「御輿洗い」は、戦後の復興を願って、みこしを担いだ若者たちが海に入ったのが始まりで、みこしが打ち寄せた波で洗われるように見えるため、この名前で呼ばれます。
15日は雨の中、神社から300メートルほど離れた海岸に30人ほどの若者たちが集まり、みこしとともに海に入りました。
そして、波にもまれながらも踏ん張ってみこしを水に浸していました。
15日の室戸岬は、最高気温が17度7分までしか上がらない肌寒さとなりましたが、若者たちは荒波に立ち向かうようにかけ声をあげながら、豪快な「御輿洗い」をつとめあげていました。
みこしをかついだ漁師の男性は「大漁を願って参加しました。
波が高く大変でしたが伝統行事を守りました」と話していました。 津山まつり一部行事中止に10/22 10:16nhk
台風21号の接近に伴い、22日に津山市で予定されていた「津山まつり」の一部の行事が中止になりました。
「津山まつり」はだんじりが町に繰り出すなど岡山県北部の秋を彩る伝統行事として毎年、
多くの人でにぎわいますが、台風による悪天候のため「イベント」と「だんじりの統一巡行」が中止されます。 新居浜太鼓祭りで逮捕者18:11eat
今年の新居浜太鼓祭りで、禁止行為の鉢合わせしたとして、太鼓台の現場責任者ら6人
が、暴力行為法違反の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、川西地区の中須賀太鼓台の現場責任者で、市内八雲町の理容師
真鍋和秀容疑者42歳や、大江太鼓台の現場責任者で、市内港町の漁師佐藤貴彦容疑者
45歳ら3人です。
警察の調べによりますと、3人は、10月18日の午後、およそ1時間半にわたって市内
港町の市道で、それぞれの太鼓台のかき夫らを扇動し、50回以上鉢合わせを行って
太鼓台を壊した疑いです。
また川東地区では同じ日の午後、浮嶋太鼓台と白浜太鼓台の2台が鉢合わせをしたと
して、浮嶋太鼓台の現場責任者、加藤和生容疑者45歳と、白浜太鼓台の現場責任者
山内忠容疑者50歳ら3人も逮捕されています。
警察の調べに対し、6人は容疑を認めているということです。 宇和島の八幡神社で秋祭り10月16日 19時29分nhk
宇和島市の八幡神社で16日秋祭りがおこなわれ、山車に乗った太鼓を子どもたちが打ち鳴らす「四ツ太鼓」が街を練り歩きました。
宇和島市伊吹町にある伊吹八幡神社は、樹齢800年をこえる2本のイブキで、知られている神社で、毎年10月16日に秋祭りがおこなわれています。
神社の境内では、雨の降る中、地元の保存会が中心となり、祭りの呼び物の、四ツ太鼓を担ぎ出しました。
四ツ太鼓は、「乗り子」と呼ばれる4人の男の子が山車に乗った太鼓を打ち鳴らします。
神社を出た四ツ太鼓は、乗り子と担ぎ手の掛け声に合わせ軽快なリズムを鳴り響かせながら家々を回っていました。
近所に住む女性は、「太鼓の音を聞くとわくわくし秋が来たなと感じます」と話していました。
四ツ太鼓は、夕方まで街を練り歩いたあと、16日夜8時ごろ、神輿といっしょに川へ入る神事に参加することになっています。 [22日 18:04]由加山蓮台寺で厄除け不動大祭http://www.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171022_4
厄除けの寺として知られる倉敷市の由加山蓮台寺で厄除け不動大祭が行なわれました。
火がともされた護摩壇に参拝者の願いを書いた護摩木が次々と投げ入れられると、
祈願成就の煙が空高くのぼっていきます。
あいにくの雨の中、訪れたおよそ400人の参拝者は無病息災や家内安全などを祈っていました。 ”シッカク踊り”の奉納10/23 12:18nhk
大田市の神社で、島根県の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能、「シッカク踊り」と出された料理に難癖をつけて五穀豊穣を願う神事が22日奉納されました。
大田市水上町の水上神社の秋の例大祭にあわせて奉納された「シッカク踊り」は、平安時代末期にもたらされたと伝えられている田楽の流れをくむ踊りです。
青やえんじ色の狩りの衣装を身につけた小学生の男女12人が拝殿に並び、「シッ、シッ、シーッ」と合いの手を入れながら太鼓やささらなどを鳴らして円になって回ったりしながら踊りを奉納しました。
続いてとり行われた「宮座饗膳式」は、料理にケチをつけ、来年の豊作を願うユニークな神事です。
拝殿に座った12人の氏子は、出された膳の料理に「冷たくて香りもしない。松茸を入れてください」とか、「口当たりが良くないし、辛くて口に合わない。」などとケチを付けます。
これに対して宮司が「みなさんの体をいたわって出された料理だ」などとなだめて酒をすすめると、氏子は料理を食べて神事は終わりました。
「シッカク踊り」を踊った5年生の男の子は、「踊りを憶えるのが大変だったけど、がんばって最後までやり切れたのでよかったです。
来年もやってみたいです」と話していました。
また、「宮座饗膳式」に参加した57歳の男性は、「古いことを知って次の世代の人に伝えることは大事だと思います。楽しい雰囲気が伝わればいいと思って参加しました」と話していました。 薬王寺で新年のお札づくり10月18日 05時59分nhk
美波町にある四国霊場23番札所薬王寺で、来年の正月に訪れる参拝者に渡すお札づくりが始まりました。
美波町にある薬王寺には例年、正月3が日で、およそ20万人が初詣に訪れます。
寺では毎年、この時期から僧侶たちが新年の参拝者に渡すお札づくりを本格的に始めます。
木製のお札には、薬王寺の本尊である薬師如来を表すぼん字と、その後に「願いがかなうよう祈る」という意味の漢字が書かれています。
僧侶たちは、筆で1文字ずつ丁寧にお札に言葉をしたためていました。
完成したお札は、1枚ずつ白い紙で包まれ、僧侶が金色の水引を結んで紙袋に収めていきました。
薬王寺では、60センチほどの長さから30センチほどの長さまで、大きさが異なる5種類のお札を合わせて5万枚ほど作る予定で、僧侶は交代で、12月中旬までお札づくりにあたるということです。
薬王寺の僧侶の喜和田龍光さんは「新しい年を心穏やかに迎えられるよう心を込めて
作っています」と話していました。 南極に門松贈る11:48eat
日本の南極観測隊に正月気分を味わってもらおうと、今年も宇和島から門松が贈られることになり、25日に発送されました。
宇和島青年会議所では1974年、昭和49年から砕氷艦で二代目南極観測船の「ふじ」の
艦長を務めた森田衛さんが宇和島市出身だったことをきっかけに、毎年この時期に門松を
贈っています。
25日は、会議所のメンバーが和霊神社を訪れ、門松のお祓いを受けた後、南極観測隊の
航海の安全を祈りました。
門松は高さおよそ1.5メートル、重さおよそ20キロで南天やもち花などが飾られています。
25日に発送された門松は、東京の港に停泊している四代目南極観測船の「しらせ」に積み込まれ、来月中旬に南極に到着する予定です。 はまだ灯で女子大生を追悼10/27 10:35nhk
浜田市で女子大学生が行方不明となりその後、殺害された事件から26日で8年となり、大学では、キャンドルに火をともして女子大学生を追悼しました。
島根県立大学の1年生だった平岡都さんは平成21年10月26日に浜田市で行方が分からなくなったあと殺害され、この事件では去年12月、すでに死亡していた当時33歳の男が殺人の疑いなどで書類送検され、その後、不起訴となりました。
島根県立大学では女子大学生を追悼する式を毎年行っていて、事件の発生から8年となった26日夜は学生や市民など、およそ50人が集まりました。
はじめに、学生代表の谷真毅さんが「事件が終結してもこの活動は終わるわけではありません。安全・安心なまちであることは市民と学生、共通の願いです」と述べました。
そして集まった人たち全員で黙とうをささげました。
集まった人たちはおよそ1200個のキャンドルに火をともし暖かい光のもとで女子大学生をしのんでいました。
参加した大学2年の女子大学生は「このような事件がもう2度と起きないように、
私たち自身も気をつけたいと改めて思いました」と話していました。 宇和島の門松が今年も南極へ(10月25日19時18分)ebc
早くもお正月の話題です。
南極でお正月を迎える観測隊員に門松を送ろうと、きょう宇和島市内の神社で門松のお祓いが行なわれました。
門松のプレゼントは、南極観測船「ふじ」の船長が宇和島出身だったことから、1974年から毎年行われています。
きょうは、宇和島青年会議所などの関係者が和霊神社を訪れ、南極観測船「しらせ」の
航海の安全と観測隊員の無事を願う御祓いを受けました。
南極に送られる門松は、高さ1.4メートル、重さ20キロ。松竹梅に南天やモチ花と彩りも
華やかに飾り付けられていて、南極での成人式でも飾っているということです。
この門松はきょう発送され、来月中旬に出航予定の「しらせ」に積み込まれ南極の観測隊員の元に届けられます。 善通寺の神社 菊花展始まる10/27 11:59nhk
愛好家たちが丹精込めて育てた菊の展示会が27日から善通寺市の神社で始まりました。
この展示会は善通寺市で活動している菊の愛好家の団体が毎年、この時期に市内の讃岐宮香川縣護國神社の境内で開いています。
ことしは、県内の20人余りの愛好家たちが丹精込めて育てたおよそ300鉢の菊の鉢植えが展示されています。
このうち、花の直径が30センチ近い大菊の鉢植えは、白や黄色、それに紫など色とりどりに咲いていて、まっすぐに伸びた茎は高いもので1メートル余りもあります。
また、小菊の鉢植えでは品種の違う菊の花で山や谷を表現するなど盆栽のように表情豊かな作品となっています。
愛好家によりますと、ことしは夏の猛暑と台風の影響で生育がやや遅れているため、展示されている菊の中にはつぼみが混じっているものの、来月にはどれも見頃を迎えそうだということです。
善通寺菊花愛好会の藤本憲男会長は、「会員たちが愛情を込めて育てた菊です。色とりどりに立派に育った菊を多くの人に見てもらいたい」と話していました。
この展示会は来月12日まで開かれています。 新居浜太鼓祭りで6人逮捕10月21日 12時55分nhk
愛媛県新居浜市で行われた「新居浜太鼓祭り」で、太鼓台と呼ばれる山車をぶつけ合う「鉢合わせ」を行い、相手の太鼓台を壊したとして、警察は現場の責任者ら6人を逮捕しました。
逮捕されたのは、いずれも新居浜市内に住む▼理容師の真鍋和秀容疑者(42)と▼会社員の東口玄房容疑者(31)、▼漁業の佐藤貴彦容疑者(45)です。
警察によりますと、3人は、「新居浜太鼓祭り」の太鼓台と呼ばれる山車の現場責任者や正指揮者で、今月18日の午後、太鼓台をぶつけ合う「鉢合わせ」を50回以上行い、太鼓台のかき棒などを壊したとして、暴力行為等処罰法違反の疑いが持たれています。
この日は、別の太鼓台でも「鉢合わせ」が行われ、担ぎ手を指揮して太鼓台を壊したとして、いずれも新居浜市に住む▼会社員の加藤和生容疑者(45)、▼会社員の小野晋平容疑者(37)▼建設業の山内忠容疑者(50)が暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されました。
6人はいずれも容疑を認めているということです。
「新居浜太鼓祭り」では、毎年危険な「鉢合わせ」が行われ、去年まで6年連続で現場の責任者などが逮捕されたり検挙されたりしています。
警察や新居浜市などは、会合などを通じて「鉢合わせ」をしないよう働きかけを強めていましたが、ことしも逮捕者を出す事態となりました。 室戸市で三番叟太刀踊り奉納10月22日 11時09分nhk
高知県室戸市の神社の秋祭りで21日夜、地元の子どもと若者たちが、刀を振りながら踊る太刀踊りを奉納しました。
高知県室戸市の三津杉尾神社では、21日から五穀豊穣と豊漁を願う秋祭りが行われています。
この中で、白いはちまきをして色とりどりのたすきをかけた8歳から39歳の地元の子どもと若者たち合わせて12人が、太刀踊りを披露しました。
若者たちは、それぞれ刀を振ったり回したりしながら、立ち位置を入れ替わるなど息のあった踊りをみせ、大勢の人たちが拍手を送っていました。
また、これに先だって室戸小学校4年生の鉢岡海翔くん(9歳)が、災難を払いのけ、四方を穏やかに踏み固めるという意味が込められた三番叟をえぼし姿で披露しました。
三番叟を終えた松澤くんは、「すごく緊張しましたが、最後まで踊れて良かったです。大きな拍手をもらったのでうれしかったです。」と話していました。
また、太刀踊りをする孫を見守っていた70代の男性は、「若い人たちが一生懸命やってくれているのでありがたいです。孫が踊っているのを見ると一緒に踊ってみたいと思いますね」と話していました。 [29日 18:05]岡山一番街でハロウィンパレード. http://www.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171029_4
10月31日のハロウイーンを前に岡山市北区の地下街では一足早く、仮装を楽しむ人たち
によるパレードが行われました。仮装パレードには、 事前に申し込んだ約70人が参加しました。
このイベントは、---ハロウイーンの時期に合わせて賑わいを作りだそうと、岡山一番街が3年前に始めたものです。
この日のために準備した思い思いの衣装やメイクで、人気キャラクターなどに扮した
参加者が地下街を約20分かけて練り歩き、一足早いハロウイーンを楽しんでいました。
このほかショッピングモールやデパートの店内でもパレードが行われ、イベントを盛り上げました。 石段上る 一畑薬師マラソン10/29 19:34nhk鳥取
山道をコースとするマラソンの残り1キロの地点で1100段余りある寺の石段が待ち構えるなど日本一過酷とも呼ばれているマラソン大会が島根県出雲市で開かれ、全国から参加したおよそ1100人のランナーが心臓破りの石段に挑みました。
このマラソン大会は、出雲市の一畑薬師をスタートとゴールに設定し5キロと10キロの2つのコースで毎年、この時期に行われています。
39回目となることしは、全国から10代から80代までのおよそ1100人が参加しました。
2つのコースとも、ゴールまでの残り1キロの地点に最大の難所となる1138の石段が待ち構えていることから「日本一過酷なマラソン」とも呼ばれています。
石段にさしかかると、ランナーのほとんどは一気にペースが落ち、苦しそうな表情で肩で大きく息をしながらも「ラスト20段だよ、がんばれ」といった声援を受けながら1段1段、足を進めていました。
そして、石段を登りきると、最後の力を振り絞って寺の境内のゴールを目指していました。
中にはゴールと同時に倒れ込んだり動けなったりするランナーの姿もありました。
10数年ぶりに参加したという60歳の男性は、「石段を登るのは本当に苦しかったですが、天気も回復してきて気持ちよく走れました」と話していました。 神峯神社で伝統の奉納相撲10月28日 18時08分nhk
安田町の神社で、28日、地元の子どもたちが参加して、伝統の奉納相撲が行われました。
安田町にある神峯神社では、秋祭りにあわせて行われてきた伝統ある奉納相撲が去年、9年ぶりに復活しました。
ことしは地元の小学1年生から6年生までの男女、あわせて30人あまりが参加し、体操服の上に、まわしを着けて
もらって、個人戦と団体戦が行われました。
子どもたちは奉納相撲に向けて、体育の授業や、放課後に練習を重ねてきたということで、押し相撲や、大胆な投げ技
などを見せていました。
会場には、雨の中、およそ200人が訪れ、子どもたちの元気いっぱいの取り組みにさかんに声援が送られていました。
この奉納相撲には、安芸市出身で現在、大相撲で活躍する栃煌山も、子どものころに参加していたことから、
優勝者には「栃煌山杯」が贈られました。
団体戦で優勝した小学6年の男の子は、「栃煌山杯を狙っていたので取れてよかったです」と笑顔を見せていました。
安田町子ども会連絡協議会の山本武夫会長は、
「たくさんの方に来て頂き、うれしかったです。これを機会に地域を盛り上げていきたいと思います」と話していました。 文化の日に”筆供養”11/03 17:17nhk
文化の日の3日、松江市の寺で、使い古した筆を炉で燃やしながら書道の上達を願う「筆供養」が行われました。
この「筆供養」は、松江書道会が毎年、文化の日に行っていて、松江市栄町の円成寺では、40年ほど前から筆供養が行われています。
3日は、市内の書道教室に通っている小中学生や保護者など、およそ70人が出席しました。
境内にある筆の供養塔の前に祭壇が設けられ、住職がお経をあげたあと、出席者を代表して鷦鷯修一さんが「古くから山陰地方の文化の発信地である松江で筆はずっと文化を語り継ぐ役目を果たしてきました。ことしも使命を果たした筆たちに
限りない感謝を捧げます」と感謝の言葉を述べました。
また、子どもたちを代表して松江市内の中学3年生、柿永智哉さんも「筆はもちろん、筆を作ってくださった職人の方々やこれまでに書道を指導してくださった先生方に感謝し、これからも書道の上達を目指してがんばっていきたい」と述べました。
そして参加した人たちは、長い間愛用してきた筆を次々と炉にくべて炊きあげ、手を合わせながら書道の上達を願っていました。 阿波八幡神社で勇壮な「花祭り」11/03 17:42nhk
造花や短冊などでカラフルに飾りつけられた傘のような形の「飾り」をぶつけて壊し合う伝統の「花祭り」が3日、岡山県津山市で行われました。
「花祭り」は、津山市の阿波八幡神社に、およそ1200年前から伝わるとされる伝統行事です。
祭りを彩るのは「花」と呼ばれる大きな飾りで長さ3メートルほどの木の棒の先に、およそ80本の細い竹が傘を開いたように取り付けられ、色鮮やかな造花や和歌が書かれた短冊などで飾られています。
祭りのハイライトはこの飾りどうしをぶつけ合う「花合戦」で、近隣の8つの地区の男性たちがそれぞれ広場に飾りを持ち寄り造花などがすべて抜け落ちるまで何度もぶつけ合いました。
抜け落ちた造花や竹の飾りには、御利益があるとされていて、子どもたちや参拝に来た人たちが熱心に拾い集め家に持ち帰っていました。
祭りを見ていた女性は「テレビでしか見たことがありませんでしたが、実際に見て勇壮なお祭りだと思いました」と話していました。
「花合戦」に参加した男性は、「天気も良く最高でした。これからも伝統の祭りに参加したいです」と話していました。