「超光速への道 力学・電磁気学から一般相対性理論・量子力学へ」

今野 滋 著
現代数学社

本書は物理の基礎から内容を確認しながら力学と電磁気学を経て一般相対性理論に至ることを目標にしている.つまり本書は光速突破のしかたを書いたものではなく,光速突破を目指す人のために初歩的な装備を提供する本である.

通俗書と専門書の間をつなぐ本がほしい
大学物理の教科書の副読本がほしい
物理の極意は、実験事実と緻密な論理に裏付けられた「直観」の共有と伝承である
物理の「公式丸暗記」から脱却したい
好きでもないのに物理の授業をするハメになった...このような思いをお持ちの方々に,オススメします.

光の速さを超えるということ/質量/慣性の法則/ハミルトンの原理/電磁気学入門/マクスウェルの方程式/電磁場のエネルギーと運動量/電磁場の対称性/スピノル/人工重力と自然重力/相対論的、重力/アインシュタイン方程式/ワープドライブ