小林啓善(元東洋大学学長)の証言
「私は昭和4年に大学部を卒業しましたが、それから20年間、つまり昭和24年まで母校とは
何ら特別の関係もなく、単なる卒業生の一人として過ごして参りました。実は校友会にも
入会していなかったのです。そのわけは、東洋大学という所はどうも卒業生が学校経営に
口出しし過ぎる、学校がもめるときはいつも卒業生が一方の旗振りをしているという
これまでの実例を見ていましたから、自分はなるべくそういう仲間にはいりたくない、
まして学校行政などに口出しするのはまっ平だという考えから20年間も母校に
御無沙汰していたのであります」(637ページ)

石田道孝(獅子吼会信徒総代)の証言
「あの大学は『動揺大学』と言って昔学長を撲った不祥事件のあった大学である」(642ページ)