【報告の状況について】
国内における3回目の接種後の心筋炎・心膜炎疑いの全体の報告頻度は、2回目と同様、若い方、特に男性で高かったものの、2回目よりも低い傾向となっています(※2)。また、米国やイスラエルを始めとする海外でも同様の傾向が確認されています(※3、4)。
日本における4回目の接種は令和4年5月25日より、5回目の接種は同年9月20日より開始されており、また、小児(5〜11歳)接種は令和4年2月21日より、乳幼児(6か月〜4歳)接種は同年10月24日より開始されていますが、現時点では、いずれの接種後の心筋炎・心膜炎疑いの全体の報告頻度も極めて稀であり、重大な懸念はないとされています。なお、米国における接種後の心筋炎の報告頻度は、5〜11歳男性の方が、12〜15歳男性及び16〜17歳男性と比べて低かったとされています(※5)。