ワク臭のどれにも共通する命の危険を感じる臭い
これがスパイク蛋白質自身の臭いだと認識している

そして、スパイク蛋白質のエンベロープである脂質膜に、
普通の人間では産生しないラクトン類複数化合物だと思われる物質が内包されているからワク臭として拡散される

人間の芳香の類だとγ-デカラクトン、γ-ウンデカラクトンなどがあり、
この手の臭いもワク臭の一端を担っていると思われる
環状ケトンのバイヤー・ビリガー反応により合成されやすいので、
他のワク臭の一因となる臭いもこれと同時産生されている可能性が高い

シェディング被害の状況などを考えると
その他、毒性が激しいラクトン類が発生している可能性も否めなく、
「命の危険を感じる」と感じることからも可能性は高いと思われる

ラクトン類には、熟れた桃やココナッツのような濃厚で甘い香り成分を持つものがあり、
前述の物と同時産生で多岐に渡るワク臭気になっているのだと思われる

だが、ここで疑問点がある
特定嗅覚遺伝子を持つ者のみにしか感知出来ないと言う事だ
となると前述の物ではなく、
一般的嗅覚遺伝子を持つ者のエリア外で感知する類似した物質ではないかと言う事
種類も多岐に渡っている為、
397、398以外のかなりの数の嗅覚遺伝子が発現していないと判別も出来ない
この辺は今後の研究に期待するしかない事だが、
早急に調査してもらいたいものである