N95微粒子用マスクのウイルス通過量の試算

本検証はノーマスクとの比較テストなので、
実際の通常の屋内屋外の環境ではなく、
ウイルスが充満している環境下とご理解下さい


鼻呼吸の2つの穴で呼吸するとしてトータル1センチ四方の穴があると仮定

1cmは10000μmなので、
マスク繊維の糸と穴の並びで0.4μmの連続繰り返しとすると
10000/0.4=25000
一辺25000の穴があるので、
縦×横→25000×25000=6億2500万の穴がある事になる

N95微粒子用マスク0.3μm以下の粒子の捕集効率が95%と言う話で進めていくと
穴のサイズ0.3μmに対して
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)0.05〜0.2μmだが、
0.05μmの前提で計算をしないと破綻するのでこれで計算

マスクの穴に対して1/6サイズ
6×6=36
縦6×2+横4×2=20
つまり36の穴があるとして20を捕獲16が素通り
静電気フィルターも加味すると理論上はその数値になるのかもしれない

ただ長時間単位での捕獲割合を考えるとこのスパイク蛋白質に対しては無防備すぎる

1呼吸で16×625000000で1000億個素通り
一般的な成人の呼吸回数は約2〜3万回なので、2万回として計算

20000÷24として一時間に約833回
16×833×625000000=8兆3300万個
これだけのウイルスを素通りさせていると言う事になる

1時間N95マスクの謳い文句の静電気フィルターで防いだと仮定して
36×0.05×833×625000000=9371億2500万個

東京大学河岡教授らの研究グループが実際の新型コロナウイルスを使って
マスクの効果を実証したところ79%の減少
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/k10012674851000.html

素通りが、36×0.21×833×625000000=3兆9359億2500万個
一時間に素通りされてこれだけ吸い込んでいる事が判明しました


ノーマスク 1呼吸でその場から離脱  1000億個
マスクあり 1時間その場で呼吸    9371億2500万個
約9倍ほどの吸入量になりましたが、どちらが危険でしょう?

回避できる場所がある前提では、直ちに離脱した方が懸命だと判明しました

通常の環境下だと空気の流動性やウイルスの数に違いがあるのでこの数値にはなりませんが、

1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個と考えると
部屋の中は直ぐにウイルスで満たされます
数時間その部屋にいて
仮にくしゃみを50回したとすると200万×50で1億個
咳を100回したとして1000万個
合計1億1000万個
単純計算でウイルスで充満した空間との比較で1/2000なので、
ノーマスク 1呼吸でその場から離脱  5000万個
マスクあり 1呼吸でその場から離脱 1050万個
マスクあり 1時間その場で呼吸    4億6856万2500個
だいぶ現実的な数値になってきましたね

マスクありでも時間経過に従って2日でピークの10の6乗まで増殖するので、
放置すると10兆5000億個ととんでもない事になります
離脱が如何に大事か分かりますね