研究が続く一方で、新型コロナ後遺症の症状に悩む患者は治療法を求めている。

プレトリウス氏のチームが査読前論文を投稿するサーバ「Research Square」に2021年12月に公開した研究論文では、
24人の新型コロナ後遺症患者に、血液をサラサラにする抗凝固薬の「アピキサバン」と、
血小板の働きを抑える2種類の薬を1カ月間併用したところ、微小血栓自体の減少や、
微小血栓があると起こる血小板の活性化の軽減がみられたという。