・ニューヨークでは、市の保健当局が、ワクチン接種を済ませた人か、
すでに感染したことのある人にクラーケン株が感染しやすい、
とADEを彷彿とさせる内容をツイッターで発表しました。

・クラーケン株が属するXBB.1という変異株の系統にはワクチンを4回打ってもほとんど効果がなく、
さらに4回目がオミクロン対応ワクチンの場合は中和効果がさらに下がるという研究結果がランセットに掲載されました。

・マウスを使った実験では、ブースターを打ち続けるとスパイクプロテインに対する抗体がむしろ減少し、
B細胞とT細胞を活性化させる能力が弱体化。
その結果防御免疫機能が逆に覆されてしまうことがわかり、弱体化は3回目の接種(つまり1回目のブースター)から
顕著になるという査読済み研究が発表されました。