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[25日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)の新型コロナウイルス対応チームは25日、
オミクロン株派生型「BA・4/BA・5」に対応する米ファイザー・独ビオンテックおよび米モデルナのワクチンの追加接種が、
米国で急拡大している新たな派生型「XBB」と「XBB・1・5」についても発症を抑制できるとする調査結果を発表した。

調査は昨年12月1日から今年1月13日にかけて実施。

流行初期のウイルスに対応したワクチンを2─4回接種した上で、最新のワクチンを追加接種した人々の約半分で発症が抑えられることが分かった。

18―49歳では、発症抑制効果がBA・5で52%、XBBおよびXBB・1・5で48%とほぼ同等。
65歳以上ではBA・5で37%、XBBおよびXBB・1・5で43%と、それぞれ低下した。

CDCの新型コロナチームを率いるブレンダン・ジャクソン氏は、今回発表した調査結果には反映されていないが、
新型コロナによる死亡リスクは最新型ワクチンの追加接種を受けていない人々に比べて2分の1以下に減ることが分かったと述べた。

新型コロナワクチンを全く接種していない人々に比べると、死亡リスクは約13分の1に低下した。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-vaccine-idJPKBN2U503P