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中国、入国時の隔離撤廃 来年1月8日から
2022年12月27日01時09分

【北京時事】中国政府は26日夜、新型コロナウイルス対策として行っている
入国時の隔離を来年1月8日から撤廃すると発表した。

中国国内では今月、3年近く続いた「ゼロコロナ」政策が破綻し、
感染が爆発的に拡大。国民の2割近い約2億5000万人が感染したとも伝えられる中、
防疫対策としての規制が意味を成さない状態になっていた。

中国では現在、公式には入国後5日間の指定施設での隔離に加え、3日間の自宅待機が求められている。

中国国家衛生健康委員会の発表によると、
来月8日付で新型コロナの感染症分類を引き下げ、感染者への隔離も撤廃する。
濃厚接触者の特定や感染の「高リスク」地域の指定も取りやめる。
中国入国に際しては、48時間以内のPCR検査での陰性証明のみを求め、入国後のウイルス検査は実施しない。