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★Q. なぜ、ワクチン接種した家畜を殺処分するの?
https://www.toyamavet.or.jp/veterinary_chpc_03.html
☆A. ワクチン接種を受けた家畜は、ウィルスに感染して 症状を示さずウィルスを保有し続ける場合がある ので、知らぬ間に家畜の移動などにより病気が拡が ってしまう可能性があります。 また、ワクチン接種 を受けた家畜の体内には抗体産生されるため、検 を受けても感染しているかどうか区別がつきにく くなります。このため、早期に我が国から口蹄疫を 撲滅することを目指し、ワクチンを接種した家畜 は、移動を制限し、すみやかに殺処分することとし ています。
★Q.なぜ、 発生のない地域でも予防的にワクチン接種しないの?
☆A. 前述のように口蹄疫が発生していない地域で牛・豚 などにワクチンを接種すると、 実際に感染が広がっ ていても気づかず見逃してしまうことがあります。 また、ワクチン接種をしない清浄国の地位を保つこ とが、畜産物の国際競争上、優位な立場を維持でき 経済的な理由もあります。 このことから、海外で も 口蹄疫が常在している国を除き、原則としてワ クチンの接種は行われていません。 今回のワクチン の使用は、まん延を防止するため、一時的に地域を 限定して行われるものです。