>>2

>「あのう、、、先生、、、、」「え?だれ?」「菊地です、、、」「なんか、声が全然別人になっちゃってるんですけど。ほんとあなた菊地さん?」
>「コロナです」「うわあ、やっちゃったのね」「やっちゃいました」「んで、どう言ったご用件で」
>「実は(説明)」「わかりました。一医師としてはあんまりしたくないんだけどね、眠れないほど痛いのね。
>それじゃあ治らないし、そういう時、酒とか飲まれるのが一番良くないし」「いや、飲む気にもなんないです」

>「そしたらね、ええと、ええと、こうするしかないよなあ、ええとね、処方はするけど、保険外でしか売れないんですよ」
>「なんでもいいです」「高くなりますよ」「10倍ぐらいですか?」「いやいや笑、3倍ぐらい」「100倍でも出します」
>「笑、わかった。じゃあね、いつもうちの帰りに調剤薬局決めてます?」「決めてます」「そこにファクスするから」

>またファクスか、すげえな今更ファクスの存在意義、あと、薬がタダになったり(耳鼻科の処方分は無料だった。コロナ適応になったからだろう)、
>保険外で3倍になったり。後で考えよう。今考えたって無駄だ。脳が沸きかけてるんだ。

>薬はどちらもすぐに届きました。そしてそれから処方量の4日間で、僕は寛解とまでは言わないが、かなり楽になるのですが、
>リアルストーリーというのは、リアルストーリーとしか言いようがありません。それが切れるとまた苦難がやってくるわけです。
>医療や治療に関するリアルストーリーというのは、恐るべきトライ&エラーの繰り返し、に醍醐味があるとも言えます。


何の薬だったんだろうか・・・